米子市淀江町に計画されている産業廃棄物管理型最終処分場について、県が設置した地下水等調査会の第4回会議が2月23日にオンラインで開催されました。
会議では▽対象エリアの地質構造および地下水の分布がおおむね推定できたこと▽3つの帯水層とその帯水層間に難透水(水を通しにくい)層が存在すること▽透水層・難透水層ともに対象エリアに広くほぼ連続していることが報告されました。委員からは、透水性が高い部分と低い部分との区別をもう少し検討する必要があると指摘され、今後もさらに詳細な調査が続けられます。
得られたデータを基に再現する3次元シミュレーションは、地表水と地下水を一体化させた解析が可能なシステムを使用。補足的にエリア外からの地下水の出入りも確認します。解析結果の報告は来年2月ごろの予定です。
|