防災・危機管理情報


免疫高めて有効性を維持 ~コロナワクチンの3回目接種~

  新型コロナワクチンの追加接種(3回目の接種)の実施が決定されました。1・2回目で先行接種した医療従事者から順に、開始される見込みです。
  早期にワクチン接種が行われた諸外国では、時間の経過や変異株によって、ワクチンの有効性や体の免疫反応を引き起こす力が低下することが報告されており、一部の国では既に追加接種を実施。国内で接種されている3つのワクチンは、いずれも3回目の接種で中和抗体価(血液中に含まれている中和抗体(ウイルスを失活させる作用があるもの)の量)が増加するデータが示されています。
  一方、心配されるのが接種による副反応。ファイザー社とアストラゼネカ社は1回目・2回目と同程度か低い頻度、モデルナ社は「許容できる範囲」と報告しています。
  3回目接種の詳細は、科学的知見に基づいて国が決定。最新情報は随時、新聞やウェブページでお知らせします。

3回目接種の効果

  各製薬会社は、3回目の接種で中和抗体価が増加すると報告しています。
●ファイザー社
  デルタ株に関して、3回目接種の1カ月後の中和抗体価が、2回目接種から1カ月後と比較して55歳以下で5倍、65歳から85歳で11倍以上上昇。
●モデルナ社
  デルタ株に関して、3回目接種の2週間後の中和抗体価が、2回目接種から6カ月以降と比較して約42倍に増加。
●アストラゼネカ社
  3回目接種後に、変異株に対する中和抗体価が、2回目接種後より増加。

(出典) 厚生労働省「第24回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会」資料1

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県庁新型コロナウイルスワクチン接種推進チーム
電話 0857‐26‐7976 ファクシミリ 0857‐26‐8168
ワクチンの副反応、効果などの専門的な相談
新型コロナワクチン相談センター(午前9時から午後5時15分)
電話 0120‐000‐406 ファクシミリ 0857‐50‐1033
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