米子市淀江町に計画されている産業廃棄物管理型最終処分場について、第6回地下水等調査会が9月25日に開催されました。
会議では▽水理地質構造(地下水の分布を含む地質構造)を解析した結果、調査区域の3つの帯水層(地下水が蓄えられている地層。区域内には地表から順に第1から第3の帯水層が広がっている)にそれぞれの流れの向きがあると推測されること▽これまでの調査を基に構築したシミュレーションモデルで水の流れの再現解析を実施したこと▽解析結果と実測値の乖離を検証し、再現性を向上させていくことなどが報告されました。
委員からは「地下水の実際の流れや現象を解明するには、現地調査(観測)の結果だけでは限界があり、シミュレーションに委ねる必要がある」との意見が出されました。
今後、シミュレーションモデルの再現性を高めた上で、地下水の流れを明らかにしていきます。次回調査会は12月ごろの予定です。
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