防災・危機管理情報


盛り土による土砂災害を防ごう ~不審な工事は通報を~

  県は5月1日、斜面への危険な盛り土の造成などを規制する条例を施行しました。昨年7月に発生した熱海市の大規模土石流のような災害を未然に防ぐため、安全確保の取り組みを進めています。
  「盛土等に係る斜面の安全確保に関する条例」では▽一定規模以上の盛土・切土▽斜面地への一定規模以上の工作物(太陽光・風力発電施設など)の設置▽工事で発生した一定規模以上の土の搬出―に知事の許可が必要。近隣関係者への事前説明や各種検査、並びに施工中や施工後の定期報告なども義務付けられました。
  また、土砂の不法投棄や無許可の工事などを監視するため、県の巡視員による定期巡回も行います。工事期間などを明記した看板のない埋め立て工事など、近隣で異変に気づいた場合は関係機関への通報をお願いします。

知事の許可が必要な行為

一定規模以上の盛土・切土
  残土処分場や宅地開発など
一定規模以上の盛土・切土のイメージイラスト
「面積2,000平方メートル以上かつ高さ1メートル以上」又は「高さ5メートル以上」

斜面地への一定規模以上の工作物設置
  太陽光・風力発電施設など
斜面地への一定規模以上の工作物設置のイメージイラスト
「面積300平方メートル以上」又は「高さ15メートル以上」の工作物

一定規模以上の建設発生土搬出
一定規模以上の建設発生土搬出のイメージイラスト
「500立方メートル以上の建設発生土」を事業区域外に搬出

【問い合わせ先】 県庁住まいまちづくり課
電話 0857‐26‐7363 ファクシミリ 0857‐26‐8113
メールアドレス sumaimachizukuri@pref.tottori.lg.jp





夏山登山は万全の準備を ~熱中症対策と登山届を忘れずに~

  緑豊かな夏山シーズンを迎えました。夏の登山は体力を消耗しやすいため、熱中症予防や登山届の提出など万全の準備が必要です。「準備8割、登山2割」の意識を持って臨みましょう。
  たくさん汗をかく夏山登山では、気づかないうちに脱水症状になることも。入山前に500ミリリットル程度の水分補給がおすすめです。喉が渇く前のこまめな水分補給で脱水を防ぎ、帽子や衣服などで体温調節しながら熱中症を予防しましょう。
  昨年の山岳遭難は道迷いや転倒、滑落など計37件発生しており、山は危険と隣り合わせ。スムーズな救助活動につながる登山届は、命を守るために必ず出しましょう。大山の登山届は県警ホームページから提出可能。登山アプリ「コンパス」を利用し、全国の山域の登山計画をパソコンやスマートフォンで簡単に作成、提出できます。

登山上の注意

★登山計画は必ず立て、登山届を提出
  https://www.pref.tottori.lg.jp/69058.htm

  登山アプリ「コンパス」
  https://www.mt-compass.com/

★体力や技能に合わせ、余裕のある計画を
★水、食料、雨具、防寒着、ライトなど必要な装備品を準備
★携帯電話など緊急時の連絡手段を必ず確保
★登山コースの状況や気象条件に応じ下山するなど冷静な判断を

【問い合わせ先】 県警察本部
電話 0857‐23‐0110 ファクシミリ 0857‐23‐0110


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