普及所の総合支援班、果樹班が鳥取中央農協と連携し、令和4年7月1日(金)、鳥取県園芸試験場を会場に、県中部地区の女性農業者・新規就農者向けの病害虫防除研修会を開催したところ、女性農業者13名、新規就農者7名、若手農家3名の参加がありました。
研修会の第一部で、梨の病害虫と農薬の使用方法について学び、第二部では、実際に試験場内の病害虫やその被害葉を見てもらうとともに、スピードスプレーヤ(SS) の操作を体験してもらいました。
「病害虫の被害を受けた時、どんな状態になるのか実物を見ることができ勉強になった」という意見や、初めてSSに乗られた参加者からは「自分の園でもSSを使って農薬散布をしたい」という前向きな声が聞かれました。また、横の繋がりが少ない新規就農者同士の交流の場となりました。
今後も、土壌改良、冬季せん定、経営研修などを実施する予定であり、梨生産部、JAと連携しながら女性農業者・新規就農者を全力でバックアップしていきます。
病害虫の実物を見ながら解説している様子 SSのメンテナンス方法について解説している様子