防災・危機管理情報


【R5】三朝町立三朝中学校(公開授業・教職員研修会・PTA研修会)

 6月9日(金)に、三朝町立三朝中学校で1年生、2年生の公開授業が行われました(3年生は進路説明会のため、後日実施しました)。三朝中学校で伝統的に取り組まれている「いじめ撲滅宣言」の作成に向けた授業が公開され、各学級では参加型学習をベースにお互いの意見を伝え合いながら、学級の「いじめ撲滅宣言」作成に向けて協議を重ねていました。作成に当たっては、グーグルフォームを活用して事前アンケートを取り、一人一人の思いを尊重した工夫がされていました。

 また、当日までの授業の様子が廊下掲示されており、これまでの学びを振り返る環境が整えられていました。子どもの権利条約への理解を深める授業を行ったり、いじめの4層構造の理解に基づく傍観者に焦点を当てた授業を行ったりするなど、「いじめ撲滅宣言」作成に向けた事前学習の充実が図られていました。

 <廊下掲示の様子>             <教職員研修会の様子>

    

 6月30日(金)には、全国各地で講演活動をされている教育サポーター 仲島正教氏をお招きして教職員研修会が行われました。「つながり」「感動」「笑顔」等の様々なキーワードをもとに、一人一人を大切にする教育とは何かについて深く考えさせられる研修となりました。

 教職員研修会後には、「いじめに向かわせない環境づくり」というテーマでPTA研修会が開催されました。生徒が授業で行った「いじめ撲滅宣言」の学習内容をもとにしたプログラムを実施し、保護者・教職員がより良い学校にするためにそれぞれの立場から知恵を出し合いました。生徒の取組と同様に、保護者版・教職員版の「いじめ撲滅宣言」を作成し、生徒も保護者も教職員も、だれもが「いじめ撲滅」を願う気持ちを共有し、いじめ撲滅に向けて身近なところから行動することの大切さについて学びました。

 <作成された「いじめ撲滅宣言」の一例(保護者版・教職員版)>

    

<PTA研修会の振り返り>の一部を紹介します。

〇日常でほめることの大切さに気づくことができました。たくさんのエネルギーをためて、

 子どもたちに返していきたいです。

〇研修会と言えば難しい感じがしますが、このような形で楽しく研修できると考えることも

 身近にできることも分かりやすくてよかったです。ありがとうございました。

〇改めて子どもたちが過ごす環境にもっと関心を持ち関わっていく必要があると思った。

〇グループワークで新たな視点から子どものことを考えることができました。子どもの良き

 ロールモデルになれるようにがんばります。

【R4】三朝町立三朝中学校(PTA人権教育研修会)

 10月17日(月)に、三朝町立三朝中学校でPTA人権教育研修会が行われました。鳥取県人権教育アドバイザーの佐藤淳子さんがファシリテーターを務め、「ある保護者会の出来事『あなたはどう考えますか?』」というプログラムを実施しました。研修会では、保護者や先生が一緒になって同じテーマについて話し合う中で、お互いに様々な気づきを得ることができ、充実したPTA人権教育研修会となりました。

  <PTA研修会の様子>

      

【R4】倉吉市立河北中学校(人権教育公開学習及びPTA人権教育研修)

 11月11日(金)に、倉吉市立河北中学校で人権教育公開学習及びPTA人権教育研修が行われました。

 公開学習では、1年生は、「良好で豊かなコミュニケーション」、2年生は、「ストレスと上手につきあう方法」、3年生は「結婚をめぐる親戚同士の会話」を題材とした授業が展開されました。

 PTA研修では、琴浦町教育委員会人権教育推進員の鍋島しのぶさんがファシリテーターを務め、「子どものイライラはどこへ向かうの」というプログラムを実施しました。2年生の生徒たちが学んだ題材と同様に、ストレスの要因や影響を考え、子どものイライラを軽減するために保護者としてできることは何かについて、グループごとにアイデアを出し合い、これからの生活に生かせる気づきを得ることができました

 

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≪生徒の感想(一部抜粋)≫

話し手の意図を読み取り方によっては勘違いしてしまうことがあると思ったので、読み取り方を間違えないように、しぐさや表情や言っていることをしっかり見て、状況把握を大切にするようにしたいです。あと、自分だったら何と言ってもらったら嬉しいのかを考えて、嬉しいなと思ったことを相手にも言いたいと思いました。(1年生)

○他の班の人の意見などを知ることができて、それぞれの「ストレスと上手に付き合っていく方法」を学ぶことができたので、今後の参考にして使っていきたいです。・・(中略)・・これからもいろんな場面に遭遇すると思いますが、今回のことをふまえて生活していこうと思いました。(2年生)

○結婚に限らず、身近に起こっている差別的な発言や行動などに、「それは、おかしいんじゃないか」と気づくことができるようにしたいと思った。多分、気づくだけでも見える世界は変わってくると思うし、注意できればもっと良くなると思う。この「気づく」という行動だけで、やろうと思えば、「これはおかしい」という法律や常識も変えることができるかもしれない。だから、とりあえず、気づくことから始めようと思った。(3年生)

≪保護者の感想(一部抜粋)≫

グループでたくさん話ができたのと、先生が入ってくださって学校での様子も聞けて良かったです。先生方といっしょにワークショップすることでお互いに理解し合えると思いました。参観日や行事も減っているので、そういう機会があるとうれしいです。

○親もイライラすることが多いが、子どももイライラして反抗的になっていることを文字(言葉を書く)にしてみて気づきました。子どもの話すタイミングをのがさず向かい合いたいと思いました。思春期は人生のうちの短い時間、貴重な時間だと大人になったときに感じるんだと思う。

○他のご家庭でされている事を、我が家でも取り組みたい。(おいしいご飯、甘いもの、肩たたきなど)

  

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