鳥取県スーパー工業士認定制度/とりネット/鳥取県公式サイト

　鳥取県は、次世代ものづくり人材の育成を目指し、AIをはじめとするデジタル技術を活用して生産現場の高度化や新しいものづくりを実現する素地を身に着けた高校生を「スーパー工業士」として認定する制度を令和４年度（2022年）に設けました。あわせて、関連資格取得費の助成などにより、認定したスーパー工業士のさらなるキャリア形成を支援しています。

１　スーパー工業士認定制度の概要

（１）対象者　　　県内の工業科を有する専門高校の生徒

（２）認定要件　（ア）スーパー工業士認定プログラムを修了すること

　　　　　　　　（イ）高校の成績が優秀であること

（３）認定プログラム実施期間　２年生下期～３年生上期

（４）認定時期　　３年生の夏

（５）認定後の支援　関連資格取得費用の助成、鳥取大学工学部との連携によるキャリア形成

【スーパー工業士認定プログラム】

実施時期	プログラム	学習内容
2年生（下期）	システムデザイン研修	システムの基本的な構成要素やシステムを設計するための視点・考え方など
2年生（下期）	データサイエンス研修	「社会におけるデータ・AI利活用」、「データリテラシー」、「データ4・AI利活用における留意事項」 ※オンライン学習動画プラットフォーム「Udemy」の講座を活用 ※「数理・データサイエンス・AI・教育強化拠点コンソーシアム」がつくるプログラムに完全準拠した講座内容
３年生（上期）	鳥取大学工学部による総括講座	マイコンを使ったAI実装演習 →AI実装人材としての実践力を身に着ける。

　スーパー工業士認定制度実施要綱 (pdf:78KB)

２　スーパー工業士キャリア支援補助金

１　目的　次世代のものづくり人材となることが期待されるスーパー工業士の高度資格取得等のキャリア形成を支援します。

２　対象者　スーパー工業士認定者

３　補助事業・対象経費

補助事業の区分	補助対象経費
（１）AI関連の検定・資格試験の受検	認定日から１年を経過する日の属する年度の２月末日までに支出した、各補助事業に伴う次の経費（１）受検料等（検定・資格試験の受検料、入学検定料・入学金、セミナー等参加料）（※１）（２）教材等購入費（検定・資格試験の学習やセミナー等受講に必要な書籍類）（３）宿泊・交通費（受検（験）、セミナー参加に伴うもの）（４）パーソナルコンピュータ購入費（付属機器・ソフトウェア含む。）（※２）（５）その他スーパー工業士としてのキャリア形成に必要であると知事が認めるもの（※３）
（２）スーパー工業士認定プログラムに関連した分野への進学
（３）スーパー工業士認定プログラムに関連した分野のセミナー等への参加