10月7日に開催された第2回鳥取県中山間地域活性化連続セミナーの記録を掲載します。
ダウンロード:第2回鳥取県中山間地域活性化連続セミナー記録(PDF)
※このセミナーは終了しました。
【開催趣旨】
中山間離島地域をはじめとする過疎地域等では、「市場の失敗」と「行政の限界」により、「新たな公(新しい公共)」の重要性が叫ばれて久しい状況です。しかし、経済的に自立した組織・仕組みの確立は容易ではなく、全国各地で試行錯誤の取組が行われています。
その中で、一部地域では、住民等が出資し、会社やNPO等を立ち上げ、地域に必要となるサービスを賄っている事例が見られています。本セミナーでは、こうした先進事例を学び、鳥取県内の中山間地域での適用可能性の検討、鳥取県の中山間地域のあるべき姿を考えるきっかけとしたいと思います。
【開催概要】
日時:平成28年10月7日(金) 19時~21時
会場:とりぎん文化会館 第2会議室
内容:
(1)津山市阿波地区の小さな拠点の取組(あば村運営協議会事務局 皆木 憲吾 氏)
(2)住民主体の地域経営の取組(川根振興協議会会長 辻駒 健二 氏)
(3)質疑応答・意見交換
【講師】
皆木 憲吾(みなぎ けんご)氏(あば村運営協議会事務局)
平成の大合併で津山市となった阿波村において、合併 10 年を機に、地域住民が地域の自然とともに生き、子供たちに引き継いでいく「新しい村」をスタートさせる「あば村(むら)宣言」を発表し、ガソリンスタンド復活プロジェクト、木の駅プロジェクトなどを試行錯誤しながら実践している。
辻駒 健二(つじこま けんじ) 氏(川根振興協議会会長)
楽しく、豊かに、安心して地域に生きるために、自ら提案し、責任を持って行動することを通して、誇りと自信の持てるふるさとを目指して、生活の中からの取組を続けている。 2006 年立ち上がる農山漁村(農林水産省)選定
【主催】 日本財団鳥取事務所
【企画】 株式会社JTB総合研究所
【協力】 鳥取県