日本財団と鳥取県が行なう、暮らし日本一を目指す「共同プロジェクト」の一環として実施している「鳥取助成プログラム」の助成を受けて、2017年6月15日(木)に支え愛の店ながえが、米子市永江地区にオープンしました。
永江地区は、大型住宅団地として1972年に入居が始まり、バブル期を通して発展したものの、近年、高齢化が進行し単身世帯も増加しており、2000年に団地内のスーパーが撤退したことで、住民の買い物困難者化が懸念されるようになりました。これを契機に、永江地区の7つの自治会からなる永江地区自治連合会が、野菜、肉、魚などの生鮮食品や生活用品などを販売する店舗を運営して、地域の流通を支えてきました。その後、徐々にコミュニティが弱体化し、住民から多世代交流や健康づくり活動の場に対する要望が高まったことから、この度、同連合会が日本財団の助成を受けて、店舗と地域の交流サロンなどとしての機能を併せもつ、多機能型の地域拠点を新たに開設しました。
店舗では日曜、祝祭日を除く9時から17時まで営業し、生鮮食品やなど約600品目を扱っており、今後、健康づくり、多世代交流、生活支援など地域の拠点としても幅広く活用が期待されています。