「高校生旅行社」は鳥取に住む高校生が学校や地域を超えて、鳥取の魅力を伝えるための旅行ツアーをつくるプロジェクトです。つくったツアーは実施され、全国から来た参加者を高校生自ら案内します。
旅行ツアーといえば、大手旅行会社の添乗員さんが旗をもって有名観光地を案内してくれるようなイメージです。そのツアーを高校生がつくってしまうという大胆かつワクワクする企画。地元に暮らす高校生が、様々な活動を通して、「鳥取のすごい!」「田舎のすごい」をゼロから発掘し、高校生ならではの発想で、鳥取の“自慢”を存分に体験してもらえるツアーをつくっていきます。リサーチ、企画、演出、PR、ツアー客のアテンドまで、すべての行程を手がける“高校生ふるさと魅力発信プロジェクト”です。
プロジェクトの流れ
キックオフ→2泊3日合宿(鳥取のいろんなまち巡りなど)→旅行ツアー立案→ツアー準備→広報・情報発信→旅行ツアー開催。
枠組みにとらわれない高校生の視点
全国各地で「過疎化」「人口減少」が叫ばれています。そして鳥取県は日本で最も人口が少ない県です。つまり日本一の田舎といってもいいかもしれません。そんな鳥取県のイメージはどんなものがあるでしょうか?
「田舎」「自然豊か」「なにもない」など、良いイメージもあれば、そうでないイメージもあるかもしれません。暮らしている大人こそ、身の回りにある鳥取らしさ、鳥取の良さ、自分の町の可能性に、気がついていない人が多いのも事実です。
普遍的などこにもありそうな田舎、人、山、海、歴史、四季を通じた暮らし、その何気ない良さを都会のまねをしないでエンターテイメントに変えていく。そんな活動にしたいと思っています。
高校生だから起こせる化学反応
高校生旅行社のプロジェクトの中では、普段関わることのできない人との「出会い」や、リアルな実践だからこその「学び」など、ここでしか味わえない「経験」があります。
高校生×出会い×学び×経験=旅行ツアー。
この化学反応から、どんなものが生まれるでしょうか?枠組みにとらわれることのない視点を持つ高校生が、鳥取を発信すれば面白いものができそうです。
めっちゃ暮らしが豊かな鳥取
そうは言っても高校生だけでは少し不安。「旅行ツアーなんて作れるのだろうか?」そんな思いを抱く高校生もいるかもしれません。ご心配なく。高校生旅行社には、県内外で活動するクリエイターや大学生がバックアップしていきます。
サポートメンバーのリーダーは鳥取県大山町を拠点にテレビ番組などを手掛ける映像制作会社「アマゾンラテルナ」の貝本さん。「鳥取ってめっちゃ暮らしが豊かだな。住んでみたい。そんな気持ちにできるツアーづくりを目指しています。」と語ります。
そして高校生だけでなく地元の人も巻き込みたいのだとか、
「県外から来た人だけでなく、地元のおじちゃんやおばちゃんも一緒になって楽しめたらいいなって思います。『鳥取の暮らしって素敵だな』と地域の中にいる人もあらためてそう思えるような活動にしたいですね。」
高校生だからできる地元の人との関係性。大人なら超えるのが難しい壁も、高校生ならひょいっと飛び越えることができるかもしれません。「地域の人とつながり」から見えてくるものを大切にするプロジェクト。それが高校生旅行社といえるのかもしれません。
強力なバックアップ
高校生旅行社には、他にも、被災地の石巻で「高校生百貨店」高校生カフェ」などを運営するNPO法人Co.to.hana、地域と大学生をワクワクで繋ぐ宿を経営する大学生2人組・もちがせ週末住人、公立鳥取環境大学の大学生が運営スタッフとして参加しています。
現在、高校生旅行社に参加してくれる高校生を募集中です。高校生旅行社事務局まで連絡をください。お待ちしています。
鳥取県で始まるまったく新しい取り組み「高校生旅行社」がはじまります。高校生と地域の人が一緒になって鳥取の魅力を再発見します。
(主催)鳥取県×日本財団共同プロジェクト
(運営)アマゾンラテルナ鳥取大山オフィス(http://amalate.co.jp/business/daisen.html)、NPO法人Co.to.ha.na(http://cotohana.jp)、もちがせ週末住人、公立鳥取環境大学の大学生
(連絡先)「高校生旅行社事務局(NPO法人Co.to.ha.na内)
tel:06-6654-8830 Mail : info@cotohana.jp
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