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協働参画課の主な業務・制度

Posted 2017年9月8日

鳥取メディア研究部は、鳥取に暮らす人が「鳥取県の魅力を日本全国に情報発信していくためにはどうすればいいのか?」をテーマに開催されている連続講座です。日本全国からWebメディアの専門家をお招きして、地域の情報発信について学んでいます。主催はTom Cat(Tottori media creative action team)一般社団法人ワノクニ、とっとりずむ、鳥取マガジンが協働するチームです。

第1回、第2回に続き、8月19日(土)に、第3回目の講義が開催されました。

今回は「ことりっぷ」ウェブプロデューサー平山高敏さんを講師にお迎えし、「ことりっぷ&ことりっぷパートナーメディアに学ぶ、ウェブ上のコミュニティづくりの方法と、そのノウハウ」について学びました。

講義の一部を紹介します。

メディアのゴールとルートを明確に

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最初に平山さんが話をされたのは、メディアのゴールとルートについてです。「コンテンツを発信して何をしたいですか?メディアのゴールってなんですか?」と参加者に問いかけます。

情報発信に必要なのは自分のメディアのゴールを明確にすることです。例えば、「地域を盛り上げること」や、「自身のプロジェクトのためのファン獲得」、「メディアで稼ぐこと」など、まず登る山(ゴール)を明らかにすることが大切になります。

メディアのゴールが決まったら、つぎはそのゴールに向けてのルートを考えます。「PVを上げる。」「SNSのフォロワーを増やす。」「リピート率を上げる。」など一つだけではありませんが、どの方法でどうやってゴールを目指して行くのか。ゴールとルートをしっかり頭に入れ「今どこにいて、何を目指しているか」を考えることが重要です。

ゴールを考えると、コミュニティは武器になる

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さらに平山さんはコミュニティがメディアにとっての武器になり、その理由は2つあると言います。ひとつ目は、コミュニティ形成が新しいチャレンジへの切符となることです。ふたつ目は、増え続けるメディアの中で生き残っていくためです。様々なメディアが増え続けている中で、自分の運営しているメディアが大衆に向けたものやリーチ数での戦いになると、メディア間の体力勝負になります。そうなると小さいメディアはなかなか大手メディアに勝てることができません。そこでターゲットと嗜好を絞って、共感とセンスをベースにしたコミュニティを作ります。そうすることで、消耗戦に陥ることなくメディアを運営できます。ここで大切なことは、メディアを大きくすることではありません。見ている人の、熱量をつかまえ、コミュニケーションをとり、関係性を可視化していくことだと平山さんは強調しました。

鳥取のローカルメディアを事例に具体的に考える

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その後、今回メディア研究部に参加している「とっとりずむ」と「鳥取マガジン」の2つのメディアの代表が、自分のメディアについてのプレゼンテーションを行いました。それぞれの運営方針について、メディアを始めた思い、現状の様子、これから取り組みたいことなど、赤裸々に語りました。

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その話を受けて実際に手と頭を使いワークショップを行います。お題は「(とっとりずむ、鳥取マガジン)メディアのパートナーになりえるもの・コミュニティをつくる相手」。

小グループに分かれ、アイデアを出し、ポジションマップをつくっていきます。それをまとめあげ、企画書をつくりました。

出てきた企画書は、各メディアの編集長の特性を生かしたものや、地域の特性を生かしたものなど、様々な意見が出て面白い結果となりました。運営中のメディアを使うことにより、具体的なアイデアがたくさん出てきて、今後のメディア運営に生かせそうです。

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次回の鳥取メディア研究部は、9月23日(土)プロブロガーのイケダハヤトさんを迎え、「個人ブログでもここまで大きくなる!著名ブロガーに学ぶ、情報を効果的に届けるコツ」を学びます。

  

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