2018年1月12日(金)国土交通省(東京都千代田区)にて、第11回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰の表彰式が行なわれました。今回、日本財団は鳥取県、(一社)鳥取県ハイヤータクシー協会(以下、ハイヤータクシー協会)と共に、現在、鳥取県内で進めているユニバーサル・デザインタクシー(以下、UDタクシー)の整備事業について、「官民一体となった先駆的な取組み」として評価され、受彰対象となりました。
本事業は、日本財団が「みんなでつくる”暮らし日本一”の鳥取県」を目標に、鳥取県と共同で進めるプロジェクトの一環で、ハイヤータクシー協会への助成事業として実施しており、鳥取県内を走る全タクシーの約4分の1に当る200台のUDタクシーを導入することで、年齢や性別、障害の有無などに係わらず、誰もが移動しやすい地域交通の発展を目指しています。2017年1月までに125台の導入が完了し、75台が2018年1月中に導入される予定で、県内の小型タクシーの約半数がUDタクシーに変わります。これに併せて、鳥取県はUDタクシーに乗務するドライバーの接遇水準の向上を目指し、ユニバーサルドライバー研修の開催や駅、空港など主要な公共交通機関のタクシー乗り場などについて、バリアフリー化を進めています。
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