2018年4月1日(日)、米子市灘町で新たに開設した観光案内所を併設するコミュニティ拠点のオープニングセレモニーが、関係者参列のもと開催されました。同拠点は、日本財団が鳥取県と「暮らし日本一の鳥取県」を目標に進める共同プロジェクトの一環として行なう鳥取助成プログラムによる助成事業として整備されたもので、重要文化財に指定されている後藤家住宅(米子市内町)近くの築130年の町屋を、地域住民が中心となりワークショップ形式で改修を行い、コミュニティ拠点として再生させました。
今後は、市内で地域の歴史や文化の観光資源化や住民の観光ガイド化などに取り組む「(一社)米子観光まちづくり公社」が事務所として活用すると共に、市内の全家屋の約25%に当る700棟ほど残るとされる町屋の歴史や建築資料を展示するスペース、地域物産の展示販売所やコミュニティスペースとしての利用が予定されています。当日は、同拠点のすぐ横を流れる旧加茂川から発着する観光船を使い、観光ガイドのデモンストレーションも行なわれました。