日本財団鳥取事務所は、2018年6月9日から10日にかけて、鳥取県の東・中・西部の各所でソーシャル・イノベーション・ハイスクール(SIH)の説明会を開催しました。鳥取県は、中山間地域を中心に少子高齢化に伴う人口減少が顕著となっており、今後、過疎化の進行によって地域の担い手不足が予想されています。SIHでは、県内の高校生を対象に、自らが暮らし、学びの場となっている地域を改めて見つめなおし、地域の課題を顕在化させ、課題解決に向けたアクションを企画してもらう合宿形式のワークショップの開催を8月4日から6日に大山町の「中の原ぎんれい」で予定しています。今回の合宿を地域活動へ参画する契機としてもらい、将来、地域の担い手として活躍してもらうこと期待しています。
SIHの説明会では、合計で県内13校49名の高校生が参加し、合宿当日を想定したミニワークショップを体験しました。ワークショップでは、最初に実現させたい地域の状態変化のゴールイメージ(「鳥取県が人気ナンバー1になるには))を参加者全員で共有し、配布されたカードに記載の鳥取県の地域資源(水木しげる、UDタクシー、鳥取和牛、砂丘など)を組み合わせ、どのようにそれらを使ってゴールイメージに到達するかのアプローチの検討が行なわれました。開始直後は、若干硬い表情でしたが、終盤にはみんな打ち解けて、和気あいあいと議論を交わしていました。合宿は、参加費無料で鳥取県内の高校生でしたらどなたでも参加頂けます。申込みはWEB・FAX・メールにて受け付けておりますので、詳しくは以下のバナー掲載情報をご確認ください。一人でも多くのご参加をお待ちしております。
ソーシャル・イノベーション・ハイスクール(SIH)合宿参加者募集!!