○対象期間:令和5年度(2023年度)から令和8年度(2026年度)4年間
○構 成:第一編(中期的な取組方針)、第二編(令和5年度の重点取組施策、数値目標)
※第二編の数値目標は、鳥取県教育振興基本計画との整合性を図る。
○第一編(中期的な取組方針)
(1)主体的に学び持続可能な社会の創り手を育む学校教育の推進
⇒ 英語教育の充実、国際バカロレア教育、わかる・伸びるに着目した学力向上の推進、教職員の安定的な確保・育成と働き方改革の一体的推進、教育DXの推進、持続可能な地域づくりにつながる県立高校の在り方検討 など
(2)社会全体で子どもを育み地域や家庭で学び合うふるさとキャリア教育の推進
⇒ 郷土への愛着と誇りを醸成するふるさとキャリア教育、教育に関わるステークホルダーとの対話と連携、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進、魅力ある企業を知り経営者から学ぶキャリア教育 など
(3)誰一人取り残さず、すべての人の可能性を引き出す学びの環境づくり
⇒ 国に先行する少人数学級の段階的拡充、不登校児童生徒の支援、子どもの居場所づくり、フリースクールなど多様な学びの場の充実、子どもたちの自己肯定感・自己有用感の育成、県立夜間中学の展開 など
(4)一人一人に寄り添い多様なニーズに対応した特別支援教育の充実
⇒ 保護者・家族にも寄り添い理解を深めながら支援を検討、ニーズに応じた教育と教育に繋げる生活支援の一体的推進、ICTを活用した多様な学び、医療的ケア実施体制の充実、個別の教育支援計画等の活用、学年間・学校間における適切な引継ぎ、校内支援体制の拡充、教職員の専門性向上 など
(5)健やかな心と体の育成、スポーツ・文化芸術の振興
⇒ 部活動の地域移行を見据えた地域と連携した新たなスポーツ・文化活動環境の充実、トップアスリートと触れ合う機会や指導者のスキル向上の機会の創出、弥生文化の遺構・遺物を活用した体験活動、アートを通じた学び など
○第二編(令和5年度重点取組施策、数値目標)
各柱について、令和5年度の重点取組施策・数値目標を設定する。
<新たに設定した指標>
指標項目 |
指標 |
全国学力・学習状況調査結果の各教科の「思考・判断・表現」に関する問題の全国平均に対する県平均 |
全学年全教科で全国平均を上回る |
とっとり学力・学習状況調査結果の各教科の学力レベルを伸ばした児童生徒の割合 |
全学年の国語で65%、算数・数学で70%を上回る
|
英検3級程度以上の英語力を有する中学生の割合 |
50% |
不登校児童生徒への自宅学習支援事業における「指導要録上の出席扱い」となった児童生徒の割合 |
80%以上 |
鳥取県国公私立高等学校中途退学者の割合 |
全国平均値を下回る |