1.賃金 -現金給与総額は238,005円(規模5人以上・調査産業計) -
8月の現金給与総額は、規模5人以上で238,005 円となった。その名目賃金指数は89.3 で前年に比べ1.5%減(うち規模30 人以上では261,148 円、その名目賃金指数は88.2 で前年に比べ0.9%増)となった。
また、その実質賃金指数は83.7 で前年に比べ5.1%減(うち規模30 人以上では82.7 で前年に比べ2.7%減)となった。
現金給与総額のうち、きまって支給する給与は219,595 円となった。その名目賃金指数は97.8 で前年に比べ3.5%減(うち規模30 人以上では244,498 円、その名目賃金指数は99.6で前年に比べ0.6%減)となった。
また、所定内給与は205,617 円、その名目賃金指数は96.6 で前年に比べ3.7%減(うち規模30 人以上では225,429 円、その名目賃金指数は98.0 で前年に比べ0.2%減)となった。
特別に支払われた給与は18,410 円(うち規模30 人以上では16,650 円)となった。
規模5人以上の現金給与総額を就業形態別にみると、一般労働者は306,145 円(うち規模30 人以上では316,259 円)となり、パートタイム労働者は96,964 円(うち規模30 人以上では107,301 円)となった。
2.労働時間 - 総実労働時間は133.5時間(規模5人以上・調査産業計) -
8月の総実労働時間は、規模5人以上で133.5 時間となった。その労働時間指数は94.4 で前年に比べ2.9%減(うち規模30 人以上では138.3 時間、その労働時間指数は95.0 で前年に比べ2.1%減)となった。
総実労働時間のうち、所定内労働時間は126.1 時間となった。その労働時間指数は94.1 で前年に比べ2.8%減(うち規模30 人以上では129.7 時間、その労働時間指数は94.7 で前年に比べ1.6%減)となった。
また、所定外労働時間は7.4 時間となった。その労働時間指数は100.0 で前年に比べ5.1%減(うち規模30 人以上では8.6 時間、その労働時間指数は100.0 で前年に比べ9.5%減)となった。
規模5人以上の総実労働時間を就業形態別にみると、一般労働者は156.4 時間(うち規模30 人以上では155.7 時間)となり、パートタイム労働者は88.4 時間(うち規模30 人以上では89.6 時間)となった。
3.常用雇用 - 常用雇用者数は191,660人(規模5人以上・調査産業計) -
8月末の常用労働者数は規模5人以上で191,660 人となった。その常用雇用指数は103.5 で前年に比べ0.2%増(うち規模30 人以上では98,073 人、その常用雇用指数は100.4 で前年に比べ1.3%減)となった。
また、規模5人以上の常用労働者のパートタイム労働者比率は32.6%で前年に比べ6.2 ポイント増(うち規模30 人以上では26.5%で前年に比べ3.8 ポイント増)となった。
令和5年の夏季賞与(6~8月の「特別に支払われた給与」のうち、賞与として支給された給与を特別集計したもの)は318,619円で、前年比6.8%減となり2年ぶりの減少となった。
支給事業所数割合は84.5%で前年より0.6ポイント増加し、きまって支給する給与に対する支給割合は1.10か月分で前年より0.11か月分下回った。
夏季賞与の産業別支給状況
区分 |
支給事業所における労働者一人平均賞与額 |
前年比 |
支給事業所数
割合
|
支給事業所に
雇用される
労働者の割合 |
きまって支給する給与に対する支給割合 |
所定内給与に対する支給
割合 |
R5 |
R4 |
R5 |
R4 |
R5 |
R4 |
R5 |
R4 |
円 |
% |
% |
% |
か月分 |
か月分 |
318,619
|
-6.8
|
84.5 |
83.9 |
87.1 |
85.3 |
1.10 |
1.21 |
1.18
|
1.30
|
335,764
|
-7.0
|
71.9 |
72.9
|
78.9
|
68.2 |
0.94 |
1.28
|
0.98 |
1.34 |
306,553
|
-14.9 |
79.3 |
82.2 |
85.4
|
88.0 |
1.05 |
1.09 |
1.12 |
1.21 |
677,309
|
11.5 |
100.0
|
100.0
|
100.0
|
100.0 |
1.59 |
1.47 |
1.72 |
1.62
|
903,292
|
55.7 |
60.0
|
100.0 |
78.8
|
100.0 |
2.61 |
2.08 |
2.91
|
2.23
|
341,006
|
12.0
|
79.1
|
72.5 |
85.0 |
80.3
|
1.15 |
1.03 |
1.46
|
1.25
|
140,502
|
12.0
|
80.9
|
70.2 |
69.5 |
60.2 |
0.72
|
0.97 |
0.79
|
1.06
|
474,680 |
40.8 |
100.0 |
100.0 |
100.0
|
100.0 |
1.98
|
1.30 |
2.11
|
1.38 |
600,323
|
35.9
|
100.0 |
100.0 |
100.0
|
100.0
|
1.85 |
1.37 |
1.98
|
1.47
|
37,760
|
-24.7
|
52.5 |
73.6 |
59.0 |
72.4 |
0.32 |
0.37
|
0.33 |
0.37
|
87,690 |
X |
68.2 |
X |
77.2 |
X |
0.41 |
X |
0.42
|
X
|
560,902
|
7.1
|
100.0
|
100.0 |
100.0
|
100.0
|
1.71
|
1.59 |
1.74 |
1.66
|
356,220
|
-7.7
|
100.0 |
98.2 |
100.0
|
96.4 |
1.16
|
1.53 |
1.21 |
1.59
|
375,684 |
X |
100.0 |
X |
100.0
|
X |
1.20 |
X |
1.38 |
X
|
116,867
|
-30.3
|
75.0
|
78.9 |
83.7
|
88.4 |
0.60 |
0.76 |
0.63 |
0.84
|
(注) 1.「支給事業所における労働者一人平均賞与額」とは、賞与を支給した事業所の全常用労働者(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)についての一人平均賞与支給額である。
2.「支給事業所数割合」とは、事業所総数に対する賞与を支給した事業所数の割合である。
3.「支給事業所に雇用される労働者の割合」とは、常用労働者総数に対する賞与を支給した事業所の全常用労働者数(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)の割合である。
4.「きまって支給する給与(又は所定内給与)に対する支給割合」とは、賞与を支給した事業所ごとに算出した「きまって支給する給与(又は所定内給与)」に対する「賞与」の割合(支給月数)の一事業所当たりの平均である。
5.調査対象事業所又は調査票提出事業所が少ない業種は「X」又は非公表としている。