県立倉吉未来中心及び鳥取二十世紀梨記念館の施設命名権(ネーミングライツ)については、 株式会社エースパック様と契約を締結し、令和6年4月1日から倉吉未来中心の愛称が「エースパック未来中心」、鳥取二十世紀梨記念館の愛称が「エースパックなしっこ館」となりました。
これらの愛称の使用開始を記念し、また、愛称を多くの皆様に知っていただくため、令和6年4月18日(木)に愛称看板除幕式を開催しました。
【除幕者】左から(一財)鳥取県観光事業団 安田理事長、(公財)鳥取県文化振興財団 山本理事長、株式会社エースパック 廣川代表取締役社長、平井知事、倉吉市 広田市長、鳥取県議会 浜崎議長
愛称看板並びに除幕者及び御臨席者一同
主催者挨拶において、愛称命名者である株式会社エースパック廣川信也代表取締役社長からは、「未来中心の「未来」には、当社の事業テーマであるサステナブル・SDGsの観点でモノづくりを行うこと、また、なしっこ館の「梨」には、ほおばっただけで幸せになる、笑顔になることから、当社の事業テーマである食生活を豊かにすることと合致したため、両施設のネーミングライツに応募した。社名であるエースパックの「エース」については、当社が製造する食品容器は普段は黒子としてそれほど目立たないが、いざという時に食生活或いは生活そのものを下支えし頼りになる「エース」になるとの意味が込められていると考えている。今後も鳥取県及び倉吉市の地域産業、経済にじっくりと伴走していくとともに、両施設が国内外で注目される施設になっていくことを願っている」と挨拶されました。
平井知事からは、「文化振興、芸術、そうした知を生み出す施設である「未来中心」、鳥取県のシンボルである梨の博物館として世界的に大変貴重な施設である「なしっこ館」について、先ほどおっしゃられたエースの包容力で、この故郷である倉吉を包み込むように、ネーミングライツというプロジェクトに打って出ていただき誠に感謝を申し上げたい。廣川社長のご意志に沿ってしっかりと活用するとともに、地域の交流の拠点として末永く愛してほしい」と挨拶しました。
倉吉市の広田一恭市長は、中部地区市町の代表として、「昨年の市制施行70周年の折に、創業者である故廣川仁会長様へ名誉市民の称号をお送りさせていただいた。両施設の愛称が「エースパック未来中心」、「エースパックなしっこ館」となったことは、優良企業である株式会社エースパックの社名が様々な場面で周知することに繋がり、若年層の県外流失・人手不足といった中でUIJターンの大きな契機になるのではないかと大きな期待を寄せている。」と挨拶されました。
エースパック未来中心及びエースパックなしっこ館は、あべのハルカスの外観デザインを監修した建築家シーザー・ペリにより設計され、エースパック未来中心は、音楽コンサートやバレエ公演といった文化芸術拠点はもとより、県中部地域の美食などが大集合する「食のパラダイスフェスタ」の開催といった県中部地域の活性化を図る中心的な役割も担っています。また、エースパックなしっこ館は、世界でも大変貴重な梨がテーマの博物館として国内外を問わず人気な施設となっており、両施設館内の飲食店やフルーツパーラーでのお食事や土産店での買い物も楽しむことができます。
「エースパック未来中心」「エースパックなしっこ館」となった両施設について、これからもどうぞよろしくお願いします。