2022年7月25日 東京都内で国内初のサル痘患者が確認
2022年7月26日 サル痘感染対策にあたるため、健康政策課内に「サル痘対策情報連絡室」を開設
<経緯>
- 2022年7月23日 WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当する旨を宣言。
世界72か国・地域から、約14,533例の確定例及び可能性例の報告(~7月23日 WHO)
- 2022年7月25日 日本も感染症危険情報(※)のレベル1を発出
※全世界を対象に渡航などに関する注意喚起を促す。
鳥取市とも連携を図りながら、保健所での疑い事例発生時の体制を準備
1 暫定症例定義に該当する疑い事例の把握
⇒ 県内の医師会等へ該当症例の報告、検体提供について協力依頼済(5月23日、6月3日、20日、7月13日)
〔暫定症例定義〕
下記の(1)~(3)全てを満たす者を指す。
(1) 他の疾患で説明困難な急性発疹を呈している。
(2) 発熱(38.5℃以上)、頭痛、背中の痛み、重度の脱力感などの症状を呈している。
(3) サル痘の症例が報告されている国の滞在歴があり、滞在先で他者との濃厚接触があるなど疫学的な関連が疑われる。
2 保健所による積極的疫学調査の実施
⇒ 疑い例に対して、渡航歴、接触歴、症状の経過などの聞取り調査を実施
3 治療体制
⇒ 鳥取大学医学部附属病院、県立中央病院、県立厚生病院で治療にあたる体制を構築済
4 県衛生環境研究所における検査体制の整備
⇒ PCR検査による体制整備済
※検体については保健所により衛生環境研究所へ搬送
(参考) 2022年7月26日 鳥取県・鳥取市・米子市 新型コロナウイルス感染症・サル痘対策緊急会議
担当課:感染症対策センター