防災・危機管理情報


・子どもミーティングは、子ども自身でテーマを決め、意見交換や情報収集をしながら、地域や社会、県政等への意見やアイデアをまとめるものです。

シン・子育て王国とっとり計画の基本的方針にも掲げている「子どもの意見表明と多様な社会的活動への参加の機会づくり」を具体化する取組として、令和6年度は県内3地区でモデル的に実施しました。

  

令和6年度の実施結果

東部地区

・日時  8月3日(土)午後1時~午後6時
     8月4日(日)午前10時~午後6時
     8月10日(土)午後3時~午後5時

・場所  サードプレイスみんなの実家(鳥取市南吉方3丁目215番地)
・参加者 15名(小学4年~6年生、中学生、高校生)

・進め方 小学生、中高生で班を分け、3人×5班で構成

  1. 自分の+の気持ちが増えるとき、-の気持ちが減るときを付箋に書き出す
  2. 書き出した内容を整理し、どんな時、なぜそう感じるのか分析する
  3. 各班が衣・食・住・学び・遊びの5分野に分かれ、明日をちょっぴり良くするアイデアを検討
  4. 生成AIを活用し自分たちがイメージするアイデアを画像化
  5. 意見や情報を整理し、各班で提案するアイデアを画像も添付して模造紙にまとめる

・子どもたちが考えたアイデアの概要

 班 テーマ  アイデアの概要 
 1  明日をちょっと良くする「衣」  【緊張を和らげる眼鏡】レンズに映る聴衆の人数を調整できる眼鏡を提案。練習時は聴衆を多く映し、本番では少なく見せることで緊張を緩和させる。イヤホンとセットで会場のざわざわ感も再現できる。
 2  明日をちょっと良くする「食」  【聴導犬センサー「知らすワン」】聴導犬の首輪にセンサーを仕込み、火災発生時等に首輪が発する光(首輪が点滅)と臭い(刺激臭)で聴覚障がい者に危険を知らせる。
 3  明日をちょっと良くする「住」  【介護者のストレス軽減ロボット】介護者が日ごろ行っている行動をロボットにプログラミングし、ロボットによる介護サポートで負担軽減
 4  明日をちょっと良くする「学び」  【消しゴム蘇生装置】たくさん出る消しゴムの消しカスを有効利用できる装置を開発。消しカスを入れると好きな形の消しゴムが作れる。
 5  明日をちょっと良くする「遊び」  【ワタシのゲート】公園等の遊び場にゲートを設置し、入退場時に通過することで持ち物をセンサーが感知し、退場時に持ち物が減った場合に忘れ物があるとしてブザーで知らせる。

 (参考)募集チラシ

中部地区

・日時  9月8日(日)午前10時~午後3時
     9月29日(日)午前10時~午後3時
     10月6日(日)午前10時~午後3時
・場所  はばたき人権文化センター(倉吉市福吉町2-1514-7)
・参加者 17名(小学4年~6年生、中学生、高校生

・進め方 小学生~高校生を縦割り班にし、6人×3班で構成

  1. 学校や日常生活の中で改善したいことや困っていることを付箋に書き出す。
  2. 優先度の高い課題を抽出しテーマを設定
  3. テーマ・課題に関連する現状の把握、関連情報や他団体の取組等の情報を収集
  4. 収集した情報も考慮しながら課題を解決するためのアイデアを出し合う
  5. 意見や情報を整理し、各班で提案するアイデアを模造紙にまとめる

・子どもたちが考えたアイデアの概要

テーマ  アイデアの概要 
 1  地域医療とバス問題  県外からの医師スカウト、症状に応じた病院紹介システム、地域住民の運転によるバス空白地の補完、乗りたくなるバス(テレビ付き、低料金・定額設定、見た目が変わったバス)を提案
 2

 倉吉ハッピータウン計画

 アニメやまんがを活用した聖地巡礼ツアー、倉吉でしか聞けない声優ボイス、自然を活用したサバイバルゲーム大会、山守集学校の星空スポット化など、地元の観光資源・素材と流行を融合させた人を呼び込むアイデアを提案
 3  Street Light Projet
道を照らして未来を明るく
 少ない街灯を増やし暗い夜を改善。虫が寄り付きにくいよう色や臭いを発する街灯、近隣住民の迷惑にならないようタイマー調光機能付きの街灯整備を提案

 (参考)募集チラシ

西部地区

・日時  8月11日(日)午前10時~午後3時30分
     9月1日(日)午前10時~午後3時30分

     9月29日(日)午前10時~午後3時30分

・場所  te to te~つなぐん家~(米子市角盤町1-60-7)
・参加者 11名(小学4年~6年生、中学生

・進め方 小~中校生を縦割り班にし、3~4人×3班で構成

  1. 学校や日常生活で普段感じている疑問点や問題点を付箋に書き出す
  2. 書き出した意見を整理して、各班で考えていくテーマを決める
  3. テーマについて困っていることや問題点を話し合ったり、情報を収集しながら、問題を解 決するためのアイデアを出し合う
  4. 意見や情報を整理し、各班で提案するアイデアを模造紙にまとめる

・子どもたちが考えたアイデアの概要

班  テーマ  アイデアの概要 
 1  学校のルール変更  学校にシャープペンを持っていけないルールについて、なぜ持っていけないのかを皆で議論し、持って行ってもよいと考えるシャープペンを学校に提案
 2  学校のルール変更  ・猛暑日が増え学校で水筒がすぐに空になるため、ウォーターサーバーの設置を提案

・自転車通学が禁止されているが、宮古島の例も参考に自転車通学許可を求める提案

・学校が毎日楽しくなるよう県産木材を活用した大型木製ガチャを学校に設置
 3  ご当地カニバス計画  米子空港と米子駅を結ぶ空港バスの車内に、当地の名産品であるカニの身など(季節ごとに産品を変える)が出てくる装置を設置し、来県者にPRを行う

 (参考)募集チラシ

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 子ども家庭部 子育て王国課
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