1 事業の目的
県民の賞味期限に係る理解を深め、小売店において賞味期限近くの食品の購入のきっかけとなる取組みを推進することで、より一層のフードロス削減を図るため、フードロス削減キャンペーン事業を実施した。
2 実施店舗・実施期間
(1)まるごう東福原店(米子市東福原6-11-7) 16日間
(2)サンマート岩倉店(鳥取市国府町分上2-255) 1か月
サンマート南店(鳥取市正連寺111) 1か月
3 キャンペーンの内容 ※実施店舗が企画した内容
(1)賞味期限の理解促進や、てまえどりの周知・啓発を行った。その一環として、お惣菜以外の賞味期限が近い食材に対して、シール兼応募券を貼り付け、当該シールを台紙に貼付し一定数貯めた応募者全員に景品をプレゼントした。
(2)賞味期限の理解促進や、てまえどりの周知・啓発を行った。その一環として、お惣菜以外の賞味期限が近い食材に対しシール兼応募券を貼り付け、当該商品を購入した方に抽選で景品をプレゼントした。
4 キャンペーン参加者数(延べ人数)
(1)1,206名
(2)514名
5 効果
・モデル事業を実施した店舗において、キャンペーン期間中の食品廃棄量が減少(キャンペーンの直前期間との比較で食品廃棄率が最大約30%減少)し、事業者からは食品ロス削減に寄与する今後の取り組みについて、前向きな意見があった。
・モデル事業に参加した消費者からは、食品ロス削減に向けた前向きな意見があり、食品ロス削減や消費者の行動変容につながる効果があったものと考えられる。
6 消費者(県民の方)・店舗従業員の皆様の声
参加者の意見・感想等 |
従業員の意見・感想等 |
・食品ロスに興味が持てた。
・見切り品を購入するのが楽しみになった。
・環境に良いことと思う。
・視点がエコ、新しい催しでよかった。
・シール貼付商品を意識するようになった。
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・お客様の反応が良かった。
・見切り商品の購入が目立ったので、効果はあった。
・廃棄が少なくなった。
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食品ロス削減に係る消費者の前向きな意見より、食品ロス削減や消費者の行動変容につながる一定の効果はあったものと考えられます。食品ロス削減をさらに推し進めるため、引き続き効果的な取組の水平展開や県民に向けた啓発活動を実施していきます。