防災・危機管理情報


 小中学校が夏休みに入って間もない令和6年7月27日(土)に、家族を中心とした65名の参加をいただき、「道の駅ほうじょう」の構造見学会を行いました。

 これは、天神川流域森林・林業活性化センターの取組みとして、「地域の山がどんな働きをしているのか、山の木がどのようにして身の回りで使われるようになるのか」を学ぶため、実際に建築されている建築現場の見学を行い、森林整備の推進に向けた意識啓発を図ったものです。

【室内学習の様子】

 森林組合の方から、森林の大切な働きや、道の駅ほうじょうには、SGEC(エスジェック)という森林認証を受けた山の木が使われていることを教えていただきました。また、山の木が伐採されて、製材されるまでの流れについても学びました。

 ※SGECとは、山の木を伐って、使って、植えて、育てる、という循環経営を行い、生物の多様性保全など、持続して適切な林業経営が行われている森林を、専門の審査機関が認証する制度です。

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【構造見学】

 建築現場では、事業者の方や北栄町役場の方から、道の駅の全体像や、使用されている木材についてお話をうかがいました。

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 見学の記念として、参加者は完成後は壁に覆われる柱にサインしたり、思い思いの絵を描きました。写真の子供たちがサインしている木は、道の駅のレストランのカウンターとなる予定のものです。完成後、ここで食事をすることがあれば思い出せますね。

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さらに、北栄町役場の方からは、外構部分を丁寧にご説明いただきました。

 ※後ろに見える丸屋根の一部は、すべり台になります。おたのしみに!

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最後にみんなで記念写真を撮りました。

みなさん、炎天下の中ご参加をいただき、本当にありがとうございました。

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<天神川流域森林・林業活性化センター>

 県中部地域の森林整備と木材生産を促進し、地域林産業等の振興を通じて、地球温暖化防止等の森林の公益的機能の充実等による脱炭素社会の実現やSDGsの推進に貢献する活動を図ることを目的として、平成4年に設立された任意団体。

 会員には、中部管内の1市4町、鳥取県中部森林組合、鳥取県中央農業協同組合、天神川漁業協同組合、鳥取県建築士事務所協会、森林所有者等25団体が加入している。

 

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