○感染性胃腸炎は、例年初冬から増加し始め12月頃に一度ピークができた後、4月頃にもう一つ小さなピークができます。
○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。
○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス、ロタウイルス及びサポウイルスが代表的なものです。
○症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
○個人衛生(手洗い、消毒等)を徹底しましょう。
感染性胃腸炎を予防するためには、手洗いや消毒が重要です。
ノロウイルスやロタウイルスも手洗いや消毒の方法は同じです。
また、ロタウイルスについては、乳児を対象としたワクチンがあります。
ノロウイルスなど感染性胃腸炎の予防法
感染予防のための手洗い方法
日本では、2種類のロタウイルスのワクチン(単価と5価)が承認されていて、令和2年10月1日からロタウイルスワクチンの予防接種が任意接種から定期接種の対象となりました。詳細については、お住まいの市町村へご相談ください。
○感染性胃腸炎による下痢便・おう吐物処理動画を制作しました。
ノロウイルス等による感染性胃腸炎の集団発生が(保育園や高齢者施設)などで多数報告されています。
これらのウイルスは感染力が非常に強いため、便やおう吐物を適切に処理することが大切です。
今回、以下の動画を作成しましたので感染拡大防止対策の参考にしてください。
【高齢者編】高齢者施設における下痢・おう吐物処理の実際について
【乳幼児編】保育園における下痢・おう吐物処理の実際について
【製 作】旧鳥取県東部福祉保健事務所(鳥取保健所)
【出 演】鳥取県東部圏域感染制御地域支援ネットワーク
鳥取市立賀露保育園の皆さま
【協 力】鳥取市福祉保健部 健康・子育て推進局児童家庭課
【企 画】旧鳥取県東部福祉保健事務所(鳥取保健所)
鳥取県東部圏域感染制御地域支援ネットワーク
【公開日】平成29年4月5日
○感染性胃腸炎の感染予防のチラシを作成しましたので、ご利用ください。
感染性胃腸炎(ノロウイルス)の感染予防~施設職員の皆様へ~(パンフレット) (pdf:251KB)