1 調査の目的
この調査は、常用労働者1~4人の事業所における賃金、労働時間及び雇用の実態を調査して、毎月勤労統計調査全国調査及び地方調査を補完するとともに、各種の労働施策を円滑に推進していくための基礎資料を提供することを目的として、毎年7月に実施している。
2 調査結果の概要
きまって支給する給与は、調査産業計で201,142円となり、全国を100とした鳥取県の賃金水準は103.9であった。産業別にみると、金融・保険業の300,810円が最も高く、製造業の158,219円が最も低くなっている。
出勤日数は調査産業計で22.1日となり全国より0.6日長く、1日の実労働時間数は7.5時間で、全国に比べて0.2時間長かった。産業別にみると、最も長いのは金融・保険業の8.0時間、逆に最も短いのは製造業の7.1時間であった。
常用労働者の産業別構成をみると、サービス業(36.7%)卸売・小売業、飲食店(36.3%)の2産業で全体の約7割を占めている。