鳥取県の15歳以上人口513,504人の労働力状態をみると、労働力人口(就業者及び完全失業者)は322,356人で、前回調査の平成12年に比べ8,919人、2.7%減少している。
男女別にみると、男性は179,207人、女性は143,149人で、平成12年に比べ男性は2.9%、女性は2.4%それぞれ減少している。
労働力率(※)は62.8%で、平成12年に比べ1.3ポイント低下している。また、男性の労働力率は74.4%、女性の労働力率は52.5%で、平成12年に比べ男性は1.4ポイント、女性は1.2ポイントそれぞれ低下している。
(※)15歳以上人口に占める労働力人口の割合。労働力状態「不詳」を除く。
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就業者数は304,548人で、平成12年に比べ14,894人、4.7%減少している。
男女別にみると、男性は167,353人、女性は137,195人で、平成12年に比べ男性は5.6%女性は3.6%それぞれ減少している。また、65歳以上の就業者数は37,827人(就業者数の12.4%)で、平成12年に比べ3.4%減少している。
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就業者数を従業上の地位別にみると、雇用者(「役員」を含む。)は242,512人(就業者数の79.6%)、自営業主(「家庭内職者」を含む。)は40,711人(同13.4%)、家族従業者は21,277人(同7.0%)となっている。これを平成12年の割合と比べると、雇用者は0.9ポイント上昇、自営業主は0.1ポイント低下、家族従業者は 0.8ポイント低下している。
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就業者数を産業大分類別にみると、「卸売・小売業」が51,376人(就業者数の16.9%)と最も多く、次いで「製造業」が45,726人(同15.0%)、「サービス業(他に分類されないもの)」が36,102人(同11.9%)、「医療、福祉」が31,465人(同10.3%)、「農業」が31,413人(同10.3%)などとなっている。
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就業者の平均週間就業時間は41.3時間で、従業上の地位別にみると、雇用者のうち常雇と臨時雇は、それぞれ43.9時間、30.8時間、役員は44.8時間、雇人のある業主は47.4時間、雇人のない業主は37.4時間となっている。
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夫婦の労働力状態をみると、夫と妻ともに就業者である世帯は71,799世帯(夫婦のいる一般世帯131,142世帯の54.7%)で、平成12年に比べ5,213世帯、6.8%減少している。
さらに、子供がいて夫と妻ともに就業者である世帯は52,034世帯(同39.7%)で、平成12年に比べ5,115世帯、9.0%減少している。
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県内に在住する外国人就業者数は2,676人で、平成12年に比べ691人、34.8%増加している。
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市町村別の女性の就業率は北栄町が59.0%と最も高く、男性でも72.6%と最も高い。また、最も女性の就業率が低いのは、若桜町で44.5%である。
市町村別の65歳以上の就業率は、江府町が37.4%と最も高く、次いで北栄町37.0%となっている。最も低いのは、境港市の18.1%である。
市町村別の完全失業率は智頭町が6.9%と最も高く、特に男性の失業率が8.9%と高くなっている。最も低いのは日南町の3.6%である。
産業別の就業者割合が最も高いのは、第1次産業が日南町の34.6%、第2次産業が、智頭町の41.4%、第3次産業が米子市の71.6%となっている。