これより、今議会に提案いたしました平成18年度鳥取県一般会計補正予算をはじめとする諸議案につきまして、その概要を御説明いたします。
今議会に提案いたしました議案は、
予算関係 4 件
条例関係 7 件
その他の案件 6 件 の 合計 17件であります。
最初に、議案第1号 平成18年度鳥取県一般会計補正予算について、その主なものを御説明いたします。
はじめに、鳥取県西部地震に関する資料の常設展示についてであります。
鳥取県西部地震の被災体験や教訓を風化させることなく後世へ伝えるとともに、今後の地域防災活動にも生かすことを目的として、日野町に鳥取県西部地震に関する資料の常設展示施設を設置しようとするものであります。
次に、税外未収金の回収促進策の導入についてであります。
研修支援資金など県が有する貸付債権の回収を図るため、試行的に一部の債権についてその回収を専門会社に委託しようとするものであります。
次に、食品開発研究所の整備についてであります。
氷温やキチン・キトサン等本県で生まれた高度な技術を生かした食品関連産業を育成するため、食品開発研究所の機能を充実しようとするものであります。
次に、米子空港滑走路の延長に伴うJR境線の増加経費に対する補助についてであります。
米子空港滑走路2,500m化事業に伴うJR境線の迂回事業による利用者負担の増加を避けるため、JR西日本に対し、米子市及び境港市とともに固定資産税などの増加経費を補助することとし、それに必要な債務負担行為を設定しようとするものであります。
このほか、公共事業の計画作成段階における事業評価や産業技術センターの地方独立行政法人化に向けた準備等に必要な経費などを計上した結果、今回の補正予算の総額は、9億2百万円余となり、補正後の予算総額は、3,753億9千万円余となるものであります。
次に、補正予算以外の主な議案につきまして御説明いたします。
議案第6号 鳥取県公の施設における指定管理者の指定手続等に関する条例の一部改正につきましては、公の施設の指定管理候補者の選定における公平性及び透明性を確保するため、審査結果に対する異議申出の制度を設けるとともに、指定の取消し等を行った場合における県による直営の施設管理の措置等を定めようとするものであります。
議案第7号 鳥取県税条例の一部改正につきましては、ゴルフ場利用税の税率の適用区分の見直し等を行おうとするものであります。
最後に、議案第10号 鳥取県立高等技術専門校の位置、名称等を定める条例の一部改正につきましては、受益と負担の公平を図るため、県立高等技術専門校の普通課程に係る入校及び在籍について新たに授業料等の徴収を行おうとするものであります。
以上、今回提案した付議案につきまして、その概要を御説明いたしました。
よろしく御審議のほどお願いいたします。