本校は、県民の医療の確保と健康の保持増進、母子保健の推進を目的に昭和52年4月に開校した県立の総合看護専門学校である。
本県は最も人口が少なく高齢化が進展している。高齢化に伴い、在宅医療の推進が図られる一方で、急性期医療や救急医療、災害医療の充実も進められている。安全で質の高い医療の提供や看護の場の拡大に伴って、看護職員の需要が高く、本県における看護職員の養成が本務である。
看護職員の養成にあたり、医療の高度化や疾病構造の変化等に対応できる看護の基礎となる知識・技術・態度を確実に習得することを目指す。対象者の価値観を尊重し、専門職業人として倫理に基づいた行動ができる人材を育成する。さらに、質の良い看護を提供するためには他職種の役割を理解し保健医療福祉チームの一員として自己の役割を認識し協働できる能力を養う。また、本県は日本海の対岸諸国に近く海外からの移住者も増えている。国際的に見ると災害や感染症で看護を必要とする人々も多く、国際化を視野に入れた幅広い分野での貢献を目指す。
豊かな人間性と専門的な知識・技術を有する看護職を養成することを教育の目的とする。
生涯にわたって自己研鑽に努め、県民の健康と福祉の向上に貢献できる看護職の養成を目指す。
看護の基礎的知識・技術・態度を習得し、豊かな人間性を基盤に看護が実践できる人材を育成する。