村尾義晴 むらお よしはる

プロフィール

murao 大正9年、米子市道笑町に生まれる。米子中学校(現米子東高等学校)から東京音楽学校(現東京芸術大学)へ進み、昭和16年に同校を卒業する。島根師範学校女子部に勤務中、作曲家を志したが、戦火が激しくなったため断念し、戦後、倉吉高等女学校教諭となる。
 その後、昭和26年から3年間にわたる闘病生活の中で作った曲が次々と入選し、第15回子どもの歌作曲コンクールでは第1位となる。昭和30年、星野哲郎氏が作詞した「桐の実」を作曲し、NHKラジオ歌謡で入選作品となり、作曲への自信を深めた。
 退院後、再び米子北高等学校の教師として復帰したが、作曲活動への情熱はさらに高まり、「杉音頭」、校歌などの作品も多く、特に子どもたちに夢を与える童謡の創作に力を注ぐ。
 筆名は桐野涼。

主な作品

お昼寝ねんね ふる里山から 風の子かくれんぼ ちいさいたね
よる
  

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