明治29年、境港市に生まれる。少年時代から伝道者の父に従い、鹿児島、奈良、対馬、神戸などを転居する。 大正5年に関西学院を卒業するが、父の遺志を継いで牧師となるため、神戸聖書学校に入学する。
大正10年に上京し、東中野教会の牧師に就任する。その後、日本キリスト教団出版部参事、東京女子大学、青山学院大学、フェリス短期大学等の講師を務め、戦後の讃美歌の改訂には委員長として参画する。
童謡集「おさな子の歌」や讃美歌「きよしこの夜」など多くの作品をを作詞・訳詞しているが、いずれも新しい感覚と新鮮な表現にあふれ、わが国讃美歌作者の第一人者である。
また、パスカル研究者でもあり、パスカルの『パンセ』を本邦で初めて全訳公刊したほか、関係書を多数出版している。 昭和60年に89歳で没する。