1.概況
季節調整済指数(平成17年=100)によると、生産指数は97.2で前月比1.3%の上昇、出荷指数は94.3で前月比8.4%の上昇、在庫指数は98.9で前月比▲0.1%の低下となった。
生産は、食料品・たばこ工業、電気機械工業、家具工業などが上昇し、情報通信機械工業、窯業・土石製品工業、プラスチック製品工業などが低下した。
出荷は、食料品・たばこ工業、電気機械工業、家具工業などが上昇し、電子部品・デバイス工業、プラスチック製品工業、窯業・土石製品工業などが低下した。
在庫は、パルプ・紙・紙加工品工業、一般機械工業、電気機械工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、食料品・たばこ工業、プラスチック製品工業などが上昇した。
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主要4業種別生産動向をみると、食料品・たばこ工業は、健康食品、冷凍水産食品及びその他の食料品などが上昇し、前月比16.8%の上昇となった。
電子部品・デバイス工業は、電子・通信機器用部分品などが上昇し、前月比0.4%の上昇となった。
情報通信機械工業は、前月比▲21.7%の減少となった。
電気機械工業は、民生用電気機械器具及び開閉制御装置などが上昇し、前月比16.5%の上昇となった。
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季節調整済指数では、生産は前月比で3か月連続で、出荷は4か月ぶりに上昇し、在庫は2か月ぶりに低下した。
原指数では、生産は5か月連続で前年同期を下回り、出荷及び在庫は3か月連続で前年同期を下回った。