「育てたい資質・能力」にもとづく実践と評価の充実
○人権教育全体計画の「育てたい資質・能力」を拠り所とした教育実践
▪「育てたい資質・能力」の効果的育成に向け、全体計画の「具体的方策」欄や人権学習指導案に「育てたい資質・能力」を明記する等の工夫・改善を図る。(各教科等のねらいとの整合性に要留意)
▪文部科学省公表の「人権教育に関する関する取組状況調査結果について」も踏まえ、児童生徒による自己評価アンケートの実施、指導主事等の外部講師を招聘した授業研究会の実施など多角的な評価を行い、「育てたい資質・能力」や「具体的方策」の見直しや工夫・改善を図る。
○いじめの未然防止等生活につながる人権教育の創造
▪発達段階を考慮した効果的な学習教材を選定・開発するなど、児童生徒の実態に応じた学習内容を設定し、「協力・参加・体験」を重視した指導方法を取り入れる。
▪「人権尊重の社会づくりの担い手」としての社会的立場の自覚の育成に努め、人権上の問題が自分達にどう影響しているか、より良い社会をどうつくっていくかを考えるため、「 “普遍的な視点”と“個別的な視点”との往還」や「多面的・多角的に考え、主体的に判断する力の育成」につながる学習となるよう工夫・改善を図る。
R6学校教育における人権教育推進のための重点