平成19年の鳥取県の鉱工業動向は、生産指数が対前年比▲6.9%の低下、出荷指数は同▲6.1%低下、在庫指数は同▲6.8%の低下となった。
鉱工業指数の四半期別推移をみると、生産は、平成19年は全体的に低下しており、平成19年1期が▲4.2%、2期は▲3.5%と2期連続して低下し、3期は5.2%の上昇、4期は▲1.2%の低下となった。また、前年同期比では1期は▲9.6%、2期は▲11.4%、3期は▲3.3%、4期は▲6.8%と4期連続で低下となっている。
出荷は、1期は▲0.3%、2期は▲3.8%と2期連続して低下し、3期は3.4%の上昇、4期は▲3.6%の低下となった。前年同期比では1期は▲8.1%、2期は▲9.8%、3期は▲2.4%、4期は▲3.5%と4期連続して低下となっている。
在庫は1期が0.4%、2期は3.2%と2期連続して上昇した後、3期は▲5.9%、4期は▲4.7%と連続して低下した。前年同期比では1期は10.5%、2期は13.6%、3期は3.0%と3期連続で上昇した後、4期は▲6.8%と低下している。
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(1)生産の動き
ア 概要
生産指数(平成17年=100)は年平均100.2で、対前年比▲6.9%の低下となった。
主要15業種の対前年比をみると、窯業・土石製品工業が▲34.5%、家具工業が▲30.5%、食料品・たばこ工業が▲9.8%など9業種で低下した。一方、輸送機械工業が8.6%、プラスチック製品工業が6.7%、パルプ・紙・紙加工品工業が4.1%など6業種で上昇した。
四半期別の推移を前期比でみると、1期は▲4.2%、2期は▲3.5%と連続して低下した後、3期は5.2%の上昇、4期は▲1.2%と低下している。
業種別では、ウエイトで約20%を占める食料品・たばこ工業が1期に低下、2期に上昇、3期、4期と2期連続で低下した。
イ 加工型業種と素材型業
加工型業種の年平均指数は107.2で、対前年比▲5.9%の低下となった。
素材型業種は、年平均指数で90.0と、対前年比▲10.4%の大幅な低下となった。
鉱工業全体では、年平均指数は100.2で、対前年比▲6.9%の低下となった。
(2) 出荷の動き
出荷指数(平成17年=100)は年平均96.2で、対前年比▲6.1%と2年ぶりに低下した。主要15業種の対前年比をみると、家具工業及び窯業・土石製品工業が▲29.9%、電子部品・デバイス工業が▲14.7%など9業種で低下した。一方、輸送機械工業が8.6%、プラスチック製品工業4.2%、パルプ・紙・紙加工品工業が3.3%など6業種が上昇した。
四半期別の推移を前期比でみると、1期は▲0.3%、2期は▲3.8%、と2期連続で低下し、3期は3.4%の上昇、4期は▲3.6%の低下となっている。
業種別では食料品・たばこ工業が1期は上昇、2期は低下、3期は上昇、4期は低下と、上昇、低下を繰り返している。
(3) 在庫の動き
在庫指数(平成17年=100)は平成19年末で92.5で、対前年比▲6.8%の低下となった。主要13業種の対前年比をみると、低下したのは電気機械工業が▲35.5%、食料品・たばこ工業が▲21.3%、家具工業が▲16.4%など7業種であった。一方、プラスチック製品工業が54.7%、木材・木製品工業が37.3%、電子部品・デバイス工業が14.7%など6業種が上昇となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、1期に0.4%、2期に3.2%と連続して上昇した後、3期は▲5.9%、4期は▲4.7%と連続して低下している。
業種別では食料品・たばこ工業が1期に低下し、2期に大幅に上昇した後、3期、4期は連続して大幅に低下した。
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(1)生産
平成19年の生産指数は、前年比▲6.9%の低下であった。
業種別の寄与度をみると、食料品・たばこ工業が▲1.8%、情報通信機械工業が▲1.7%、窯業・土石製品工業が▲1.5%など7業種がマイナスに寄与している。
一方、一般機械工業が0.2%など4業種がプラスに寄与している。
(2)出荷
平成19年の生産指数は、前年比▲6.9%の低下であった。
業種別の寄与度をみると、食料品・たばこ工業が▲1.8%、情報通信機械工業が▲1.7%、窯業・土石製品工業が▲1.5%など7業種がマイナスに寄与している。
一方、一般機械工業が0.2%など4業種がプラスに寄与している。
(3)在庫
平成19年の在庫指数は、前年比▲6.8%の低下であった。
業種別の寄与度をみると、電気機械工業が▲5.5%、食料品・たばこ工業が▲5.1%、一般機械工業が▲1.1%など5業種がマイナスに寄与している。
一方、電子部品・デバイス工業が1.7%、プラスチック製品工業が1.1%など5業種がプラスに寄与している。
(参考)鉱工業総合の在庫循環図
(注)「意図した在庫増局面」需要が供給より多くなると、生産を拡大し、在庫を積み増して需要に対処する。
「意図せざる在庫増局面」供給が需要より多くなると、生産の伸びが鈍化し、在庫が適正水準を超え、在庫の積み上がりが起きる。
「在庫調整局面」適正水準を超えた在庫を減らすため、生産を抑え、在庫調整を図る。
「意図せざる在庫減局面」需要の増加に生産が追いつかず、在庫が減少する。
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(1)鉄鋼業
鉄鋼業の前年比は、生産が1.4%、出荷は1.5%とともに2年連続の上昇となった。一方、在庫は12.6%と3年ぶりに大幅に上昇している。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は平成19年1期は▲2.4%、2期は▲0.3%、3期は▲2.6%と3期連続で低下した後、4期は3.5%と上昇している。出荷も生産と同様の傾向にあり、平成19年1期は▲1.4%、2期は▲0.6%、3期は▲4.4%と3期連続で低下した後、4期は6.3%と上昇している。在庫は、平成19年1期は▲4.8%の低下、2期は5.9%、3期は12.0%と2期連続で上昇した後、4期は▲2.1%の低下となった。
品目別生産の動きは、鍛工品が4.1%、銑鉄鋳物が4.0%上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(2)金属製品工業
金属製品工業の前年比は、生産が▲5.4%、出荷が▲3.9%、在庫が▲1.6%とそれぞれ2年ぶりの低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は平成19年1期が▲3.5%、2期が▲3.2%、3期が▲3.7%と3期連続で低下した後、4期は1.3%上昇している。出荷も同様に、1期が▲4.2%、2期が▲3.2%、3期が▲3.6%と3期連続で低下した後、4期は0.6%の上昇となっている。在庫は、平成19年1期が▲18.2%と大幅に低下した後、2期は15.1%、3期は11.9%と2期連続で大幅に増加し、4期は▲5.7%と低下している。
品目別生産の動きは、建築用金属製品が▲8.1%、建設用金属製品が▲7.6%、電気めっきが▲6.4%、その他(高圧容器など)が▲6.2%、プレス製品が▲2.1%低下した。一方、作業工具が10.3%と大幅に上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(3)一般機械工業
一般機械工業の前年比は、生産が3.2%、出荷が0.3%とそれぞれ2年連続の上昇となった。一方、在庫は▲11.2%と大幅に低下し、2年ぶりの低下となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、1期に生産が▲7.6%、出荷が▲9.7%と低下した。その後、2期は生産が13.4%、出荷が12.9%と大幅に上昇、3期は生産が▲19.5%、出荷が▲16.4%とそれぞれ大幅に低下、4期は生産が8.4%の上昇、出荷が▲2.8%の低下となった。在庫は、平成19年1期は6.9%の上昇、2期は▲14.7%、3期は▲13.5%と2期連続して大幅に低下し、4期は17.3%と大幅に上昇した。
品目別生産の動きは、その他の特殊産業用機械が56.1%、その他(金属加工機械など)が40.0%、金型が22.5%と大幅に上昇した。一方、特殊産業用機械が▲39.2%、一般産業用機械が▲12.5%と大幅に低下し、金属工作機械が▲7.2%と低下した。
(品目別生産:第25表参照)
(4)電気機械工業
電気機械工業の前年比は、生産が▲5.6%、出荷は▲2.9%の低下、在庫は▲35.5%と大幅に低下している。
四半期別の推移を前期比でみると、生産と出荷は、平成19年1期は生産が▲11.3%、出荷は▲7.0%とそれぞれ低下した後、2期は生産が5.0%、出荷が9.1%と上昇し、3期は生産が▲5.3%、出荷が▲6.9%の低下となり、4期は生産が13.3%、出荷が7.7%とそれぞれ上昇となった。在庫は1期に10.4%と上昇したが、2期が▲17.9%、3期が▲13.5%、4期が▲19.3%と3期連続で大幅に低下した。
品目別生産の動きは、電動機が▲25.5%、開閉制御装置が▲19.5%と大幅に低下したほか、その他(乾電池など)が▲6.4%、民生用電気機械器具が▲3.1%、端子が▲1.4%低下した。一方、内燃機関電装品は28.4%と大幅に上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(5)情報通信機械工業
情報通信機械工業の前年比は、生産が▲9.5%、出荷は▲4.0%の低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、平成19年1期は生産が▲9.2%、出荷は▲8.9%とそれぞれ低下、2期は生産が▲9.3%、出荷が▲3.5%、と2期連続で低下したが、3期は生産が55.6%、出荷が46.6%と大幅に上昇し、4期は生産が▲17.4%、出荷が▲16.4%と大幅に低下している。
品目別生産の動きは、無線通信機械器具が▲9.2%低下した。
(品目別生産:第25表参照)
(6)電子部品・デバイス工業
電子部品・デバイス工業の前年比は、生産が▲6.7%、出荷が▲14.7%の低下、在庫は14.7%の上昇となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、平成19年1期は生産が5.1%、出荷は6.0%、在庫は2.8%とそれぞれ上昇したが、2期は生産が▲13.6%、出荷が▲16.6%と、大幅に低下し、在庫は16.4%と大幅に上昇した。3期は生産が▲0.8%、出荷が▲1.8%と低下し、在庫は16.4%と大幅に上昇した。4期は生産が1.9%上昇、出荷が▲7.2%、在庫は▲9.9%と低下した。
品目別生産の動きは、液晶素子が▲48.9%、電子・通信機器用部分品が▲17.1%と大幅に低下し、半導体素子が▲9.1%、マイクロスイッチが▲2.1%低下した。一方、その他の電子部品は9.0%の上昇となった。
(品目別生産:第25表参照)
(7)窯業・土石製品工業
窯業・土石製品工業の前年比は、生産が▲34.5%、出荷が▲29.9%と大幅に低下し、それぞれ3年連続の低下となった。在庫は14.7%と大幅に上昇した。
四半期別の推移を前期比でみると、1期は生産が7.9%、出荷が6.8%上昇し、在庫は▲1.9%と低下した、2期は生産が▲6.3%、出荷が▲12.7%と低下し、在庫は5.0%の上昇となった。3期は生産が0.5%の上昇、出荷は▲5.8%の低下、在庫は6.3%の上昇となった。4期は生産が6.0%、出荷が17.0%の上昇となり、在庫は▲4.5%低下した。
品目別生産の動きをみると、ファインセラミックスが▲58.9%、その他が▲24.0%、コンクリート製品が▲13.1%と、それぞれ大幅に低下した。
(品目別生産:第25表参照)
(8)プラスチック製品工業
プラスチック製品工業の前年比は、生産が6.7%、出荷が4.2%の上昇、在庫は54.7%と大幅に上昇した。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は、1期は▲1.7%の低下、2期は9.8%の上昇、3期は▲0.9%、4期は▲9.2%と連続して低下した。出荷は、1期は▲2.8%の低下、2期は5.1%の上昇、3期は▲0.9%、4期は▲0.3%と2期連続の低下となった。在庫は1期は2.0%の上昇、2期は48.6%と大幅に上昇し2期連続の上昇となり、3期は▲2.2%の低下、4期は0.7%の上昇となった。
品目別生産の動きは、その他(食品軽量容器など)が9.4%、フィルムが7.4%、発泡製品が3.0%上昇した。一方、機械器具部品は▲0.6%の低下となった。
(品目別生産:第25表参照)
(9)パルプ・紙・紙加工品工業
パルプ・紙・紙加工品工業の前年比は、生産が4.1%、出荷が3.3%、在庫が1.1%の上昇となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が4.5%、2期が0.3%と2期連続上昇し、3期は▲3.4%と低下、4期は8.2%上昇した。出荷は1期が4.6%、2期が1.1%と2期連続して上昇し、3期▲6.2%の低下、4期は8.9%の上昇となった。在庫は1期が0.8%の上昇、2期は▲2.8%の低下、3期は1.3%、4期は2.8%と2期連続の上昇となっている。
品目別生産の動きは、事務用紙製品が11.9%、板紙が4.0%。紙が2.5%それぞれ上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(10)繊維工業
繊維工業の前年比は、生産が▲4.8%、出荷が▲3.7%、在庫は▲9.8%とそれぞれ低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が▲3.0%、2期が▲2.2%、3期が▲5.9%と3期連続で低下した後、4期は9.4%の上昇となった。出荷も生産と同様の傾向で、1期は▲3.3%、2期は▲0.4%、3期は▲5.9%と3期連続で低下した後、4期は8.9%の上昇となった。在庫は1期が▲6.9%の低下となった後、2期は25.2%と大幅に上昇、3期は▲22.3%と大幅に低下、4期は▲3.3%の低下となった。
品目別生産の動きは、ニット製品が▲10.4%、その他(ニット染色・整理など)が▲8.9%、織物製品が▲1.9%低下した。一方、紡績糸が1.2%の上昇となっている。
(品目別生産:第25表参照)
(11)食料品・たばこ工業
食料品・たばこ工業の前年比は、生産が▲9.8%、出荷が▲6.1%、在庫が▲21.3%とそれそれ低下となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が▲5.1%低下、2期は0.2%上昇、3期は▲2.6%、4期は▲7.8%と2期連続の低下となった。出荷は1期が0.9%上昇、2期は▲0.7%の低下、3期は2.9%の上昇、4期は▲9.4%との低下となった。在庫は1期が▲4.3%の低下、2期が29.1%と大幅に上昇、3期は▲21.8%、4期は▲18.7%と2期連続して大幅な低下となった。
品目別生産の動きは、肉製品が▲26.9%、その他食料品(配合飼料など)が▲25.4%と大幅に低下、清酒が▲9.4%、冷凍水産食品が▲5.7%、惣菜が▲2.2%低下した。一方、健康食品が10.1%、ブロイラー加工品が6.9%、生菓子が3.7%、乳製品が1.4%上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(12)その他工業
その他工業の前年比は、生産が▲0.9%の低下、出荷は0.3%の上昇、在庫は24.3%の大幅な上昇となっている。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が1.4%の上昇、2期は▲1.2%、3期は▲6.5%と2期連続して低下し、4期は6.6%の上昇となった。出荷は1期が▲0.2%の低下、2期は1.6%の上昇、3期は▲8.8%の低下、4期は9.4%の上昇となった。在庫は1期が13.0%、2期が2.3%、3期が4.7%、4期が2.6%と18年4期から5期連続の上昇となった。
細分類業種の生産の動きは、家具工業が▲30.5%、ゴム製品工業が▲8.6%低下した。一方、輸送機械工業が8.6%、木材・木製品工業が2.8%上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(ア) 輸送機械工業
輸送機械工業の前年比は、生産、出荷ともに8.6%の上昇となった。
四半期別の推移を前期比でみると、1期は生産が7.9%、出荷が8.0%、2期は生産、出荷ともに11.5%と大幅に上昇と3期連続で上昇した後、3期は生産が▲13.5%、出荷が▲13.6%と大幅に低下、4期は生産が11.2%、出荷が11.1%と大幅に上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(イ)ゴム製品工業
ゴム製品工業の前年比は、生産が▲8.6%、出荷が▲9.7%とそれぞれ低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は、平成18年4期に大幅に上昇したが、平成19年1期は▲18.1%と大幅に低下、2期は▲1.1%の低下、3期は▲12.6%と3期連続して低下した後、4期は13.8%で大幅に上昇している。出荷は、1期は▲14.9%、2期は▲10.9%と2期連続して大幅に低下、3期は2.9%の上昇、4期は▲0.6%と低下している。
(品目別生産:第25表参照)
(ウ)家具工業
家具工業の前年比は、生産が▲30.5%、出荷が▲29.9%、在庫が▲16.4%と、いずれも大幅な低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が24.4%と大幅に上昇した後、2期は▲14.8%、3期は▲40.7%と2期連続で大幅に低下し、4期は55.8%と大幅な上昇、低下を繰りかえした。出荷は1期が26.3%と大幅に上昇した後、2期は▲23.6%、3期は▲38.3%と2期連続で大幅に低下し、4期は70.6%と大幅に上昇した。在庫は1期が▲7.1%、2期は▲2.8%、3期は▲1.2%、4期は▲5.1%と4期連続の低下となった。
品目別生産の動きは、木製机・テーブルが▲38.2%と大幅に低下、たんすは28.8%と大幅に上昇した。
(品目別生産:第25表参照)
(エ)木材・木製品工業
木材・木製品工業の前年比は、生産が2.8%、出荷は2.0%、在庫は37.3%といずれも上昇となった。
四半期別の推移を前期比でみると、生産は1期が4.4%の上昇、2期が▲4.3%、3期が▲0.3%、4期は▲1.8%と3期連続して低下した。出荷は1期が3.7%の上昇、2期は▲4.1%、3期は▲3.3%と2期連続して低下した後、4期は2.1%の上昇となった。在庫は1期が24.2%、2期は▲4.1%、3期は13.6%、4期は1.6%と2期連続の上昇となった。
品目別生産の動きは、一般製材が▲25.9%と大幅に低下した。
(品目別生産:第25表参照)
(別掲)品目別生産の推移(Excelファイル)
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(1)最終需要財
鉱工業製品を用途別に分類した特殊分類の動きをみると、最終需要財では、生産が前年比▲8.6%、出荷が同▲5.2%、在庫は同▲17.2%とそれぞれ低下となった。
四半期別の推移を前期比でみると、最終需要財については、生産は1期が▲7.1%、2期が▲2.4%と2期連続で低下した後、3期は10.3%と大幅に上昇し、4期は▲5.0%の低下となった。出荷は1期が▲3.6%、2期は▲2.6%と2期連続で低下した後、3期は11.1%と大幅に上昇し、4期は▲6.4%の低下となった。在庫は1期が▲0.3%、2期が▲2.3%、3期は▲6.5%、4期は▲9.3%と4期連続での低下となった。
(2) 生産財
生産財については、生産が前年比▲3.9%、出荷は同▲7.2%の低下となり、在庫は同14.1%と大幅に上昇した。
四半期別の推移を前期比で見てみると、生産は1期が5.6%の上昇、2期が▲5.4%、3期が▲3.6%と2期連続して低下した後、4期は2.3%の上昇となっている。出荷は1期が4.8%の上昇、2期が▲8.0%、3期は▲3.8%と2期連続して低下した後、4期は0.1%の上昇となっている。在庫は1期が1.9%、2期が1.2%、3期が12.4%と3期続けて上昇した後、4期は▲1.2%の低下となった。
(3) 個別の財の出荷動向
最終需要財を構成する個別の財の出荷動向についてみると、資本財は▲7.8%、建設財は▲5.0%、耐久消費財は▲3.6%、ウエイトで最終需要財全体の約4割を占める非耐久消費財は▲6.0%と、すべての分類で低下となった。
次に生産財を構成する個別の財の出荷動向についてみると、鉱工業用生産財が▲7.6%の低下となり、その他用生産財は8.8%の上昇となった。