平成18年度及び平成20年度に発覚した不適切経理事案を教訓として風化させないためにも、適正な経理処理の確保(不適切経理の防止)に向けて、知事部局等と併せて、毎年度、定期的に全庁的な県費及び県費外会計の経理処理の状況について点検を実施しています。鳥取県教育委員会における平成22年度点検結果をまとめたので、報告します。
処理に困っている通帳等の状況
ア 不適正な会計処理による資金造成等
不適切な経理処理による資金又は有価物等は認められなかった。
県費外会計の点検
ア 県費外会計の現状
事務局 県立学校
イ 点検状況
不適切又は疑義のある経理処理は認められなかった。
県費外会計の適正処理に向けた取組
事務処理体制の明確化による不適正処理の未然防止を図るとともに、会計担当者の異動における預金通帳、出納簿等の引継事務の徹底に引き続き取り組む。
「県立学校県費外会計等取扱要綱」の教職員への周知徹底に引き続き取り組む。
県費外会計の取扱の必要性の検討
各学校及び事務局においては、点検結果を踏まえ、県が取り扱う合理的な理由、必要性を再度整理し、必要性が認められないものについては取扱を中止するなど改善策を検討する。
コンプライアンス研修の継続実施
毎年度、各学校及び事務局単位でコンプライアンス研修を実施する。
その他
教育行政監察担当による適正経理に関する行政監察を引き続き実施する。