防災・危機管理情報


浄化槽とは

 浄化槽とは、台所や風呂、洗濯で使われた水(生活雑排水)をトイレの排水と併せて処理できる設備のことです。

 公共下水道や集落排水施設などが整備されていない山間部などで多く使われています。

  
  

浄化槽の種類

 浄化槽には、次の2種類のものがあります。
 浄化槽が、汚水をきれいにするのは、浄化槽内の微生物の働きによるものであり、各浄化槽とも、微生物が働きやすい環境となるように工夫されています。

・合併処理浄化槽
 し尿(水洗トイレの汚水)と生活雑排水(台所、風呂、洗濯、洗面などトイレ以外から出る汚水)の両方をあわせて処理する浄化槽です。
 合併処理浄化槽で処理した水質は、生物化学的酸素要求量(BOD)が20mg/L以下と、下水道の終末処理施設と同等です。

 生物化学的酸素要求量(BOD)とは・・・
 水の汚れを微生物が食べて分解するのに必要な酸素の量を表します。 汚れた水ほど高い数値を示し、きれいな水ほど低い数値になります。

単独処理浄化槽
 し尿(水洗トイレの汚水)だけを単独で処理する浄化槽です。
 台所や風呂などの生活雑排水はそのまま川などに流されてしまうため、現在は単独処理浄化槽の新設は原則禁止されています。禁止前に設置された単独処理浄化槽をお使いの方も、合併処理浄化槽に置き換えましょう。

最後に本ページの担当課
   鳥取県 生活環境部 自然共生社会局 水環境保全課
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             鳥取県鳥取市東町1丁目220
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