平成18年平均の鳥取市の消費者物価指数(平成17年=100)は総合で99.6となり、前年平均(100.0)に比べ0.4%下落した。
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平成8年は家賃の値上がりにより上昇し、平成9年は消費税率の引き上げなどによりさらに上昇した。その後、平成10年から平成11年までは落ち着いた動きを取り戻した。
しかし、平成12年から家庭用耐久財、教養娯楽用耐久財などの値下がりにより持続的な下落傾向となり、平成15年から平成16年にかけては、さらに家賃の値下げ、平成17年には通信の値下げがあり、下落が続いた。
平成18年は、平成17年産米の穀類の作柄が良かったこと、また、平成13年から続いている教養娯楽用耐久財の値下がりにより下落した。平成12年から7年連続の下落が続いている。
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鳥取市の総合指数は、99.6、全国の総合指数は100.3となった。
対前年上昇率は、鳥取市が-0.4%、全国が0.3%となった。
費目別に上昇率を比較してみると、家具・家事用品、保健医療、教養娯楽はそれぞれ同じ動きをしている。
全国に比べて変動の大きかった費目は、上昇は光熱・水道、被服及び履物、下落は家事・家事用品である。
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対前年同月上昇率は、1月から5月まで5か月連続(-)で推移したものの、6月からは上昇・下落を繰り返し、9月以降再び4か月連続(-)となった。なお、対前年同月上昇率の(-)は、平成17年5月から続いており、13か月連続であった。
1年を通しての上昇率は、12か月中10か月が(-)で、穀類の作柄が良好で値下がりしたこと、教養娯楽用耐久財の持続的な下落、また、夏以降の安定した天候による生鮮野菜の値下がりが影響している。