本日の鳥取砂丘は、大型で強い台風6号が北上しており中国地方も暴風域に巻き込まれそうです。午後から風が強くなりました。高さ47mの馬の背の砂も時折地面を流れていました。
砂丘市営駐車場内にある砂像も被害に遭わないように、ブルーシートで覆われています。
今日は、観光客の方が少なかったのですが、意外にも外国人の旅行者が目立っていました。
台風に早く過ぎ去ってほしいものです。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/07/19
本日の鳥取砂丘は、昨日の天気と正反対で台風6号の影響のため雲が多く蒸し暑い一日でしたが、3連休の最終日でもあり多くの家族連れでにぎわいました。
初めて鳥取砂丘にお越しになられる方も多く、今日も私達の宝物である雄大な砂丘を楽しんでいただけたと思います。 鳥取砂丘は3府県、京都、兵庫、鳥取にまたがる山陰海岸ジオパークのエリアの中にあります。今月23日から来年1月31日までは、ジオパークにある各施設を巡ってスタンプを集めるスタンプラリーが始まります。抽選で色々な商品がもらえるそうです。是非、この夏から挑戦してみてはどうでしょうか!
(今日の1枚・・「ハマボウフ」の花が、手毬(てまり)のように成長しています。)
そして、今年生まれ、おたまじゃくしから育ったアマガエルです。(おそらく、・・大昔から何代も続いていると思いますが?)・・あっと言う間に大きくなっていました。
オアシス付近では時々、蝶が飛んでいます。
砂丘の中では、そっと見守ってくださいね!
台風が通過した後には、夏休みが待っています。また、鳥取砂丘へお越し下さいね!
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/07/18
ギラギラと容赦なく照りつける太陽で、鳥取砂丘は灼熱地獄寸前の状態です。
そのため、オアシスの池が半分 干上がってしまいました。
下の写真は、5月12日台風2号通過直後の一杯に水を蓄えた池と、本日の池で、東側(海側)半分が干上がってしまいました。
残った池を確認すると、まだ大人になりきっていないアマガエル君が飛び跳ねていました。
この天気が続くと、残りの池も一週間程度で干上がってしまう可能性があります。
早く大人になれ、頑張れ アマガエル君!
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/07/17
3連休の初日。本日の鳥取砂丘はよく晴れて暑かったです。お昼頃になると、しだいに観光客の方々も増えはじめました。皆さんは、暑さのためか、・・砂丘階段の上から遠くに見える「馬の背」を、木の陰から眺めている方も多くおられました。
今日は北東の風で、馬の背頂上はひんや~り!した風も吹いていました。昨日の方がもっと暑かったかも?
・・とは言え、振り返ると、ため息が出そうな帰り道の約400m。
帰り道は急がず、ゆっくりと。
夏の炎天下では、砂の表面温度は50度を超えます。今日は正午頃で57度のところもありましたよ。サンダル履きのみなさんからは、「暑い、熱い!」の声が聞かれましたが、なんとか・・無事に帰られました。(この時期はスニーカーや靴がお勧めです。)
そんな光景を目にしていると、足元をツツーッと滑るように素早く走って行く昆虫、「カワラハンミョウ」を発見しました。
「カワラハンミョウ」は体長16mm、背中に褐色の斑紋(はんもん)があるのが特徴です。色模様が砂と似ており細く長い足で砂の上を忍者のごとく移動します。
夏から秋にかけてよく目にしますよ!特に秋は彼らの繁殖期です。他にも、「ハラビロハンミョウ」 「エリザハンミョウ」と3種類のハンミョウが生息しているようです。
この時期に!この砂丘の中で!・・素早く走る!跳ぶ!・・彼らの適応行動に頭が下がりますが・・私達は、無理をせず自分のペースで歩きましょうね。
☆ちなみに環境省のレッドリストに絶滅危惧2類として掲載されているので貴重な昆虫です。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/07/16
昨日のレンジャー日記で「 ハマゴウ 」の開花情報が記載されていましたが、本日は「 ネコノシタ 」の開花が確認できました。
ネコノシタ は、別名 ハマグルマ と呼ばれるキク科の植物です。
海岸部にのみ広く分布し、初夏から秋に黄色い花をつけます。 長い匍匐茎(ホフクケイ)を伸ばし葉を密生させて砂塚をつくる。
多肉質で耐塩性があり、葉は猫の舌のようにザラつきがあることよりこの名前がつけられた。
皆様も砂丘散策で見つけてください、海岸の近くがポイントです。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/07/14