本日の鳥取砂丘は午後3時の気温が29,5℃。湿度が高く、蒸し暑い一日でしたのでジオパークセンター前の足洗い場が混雑していました。砂丘の中も風が無くて暑かったです。
今日も皆さんの歩いた足跡がたくさんです。
馬の背頂上から、第一砂丘列方向です。朝からずっと鳥取港は砂丘からの水蒸気で白く霞んでいました。
この時期、砂丘内ではキノコも出てきます。
砂丘の周囲に生えている「ニセアカシア」の下にも、時々、白いキノコが見られます。
他には、
鳥取砂丘は雨の多い気候なので、以外と砂の上でもキノコ類が生えるのでしょうか?
キノコは地中の「もぐら」などの糞なども養分にするそうです。・・とは言え食べられませんので食用にしないで下さいね!
今日も~この蒸し暑さには負けません!毎日、砂丘レンジャー達は皆さんをお待ちしております。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/06/26
なんと!!今日オアシスでオタマジャクシを発見しました!!
大きさや色から、アマガエルのオタマジャクシではないかとのことです。
オアシスで発見したアマガエルといえば、6月16日のレンジャー日記で紹介したこの子↓
しかし、私達が発見したのはこの一匹のみ。もう一匹いるのか・・・?どこにいるのか・・・?謎は深まるばかりです。
2年前にもオタマジャクシを発見しましたが、気温30度を超える真夏日が続き、オアシスの水量が日に日に少なくなり、干上がってしまいました。
※その時の記事は
コチラ
なんとか、今年は無事に成長してほしいです!
砂丘事務所 2011/06/25
本日は夏至の日。一年中で昼間の時間が最も長い日ですね。今日の鳥取砂丘は、日中曇り空で無風~。一時、小雨がパラパラ。とても蒸し暑かったです。でも夕方からは風が吹き始め涼しく感じられるようになりました。
今日のレンジャー日記のネタは・・・砂丘植物の「ハマボウフ」です。鳥取砂丘に出現する砂丘植物はわずか16種類です。その特徴は根が地中を這う地下茎のものが多いのですが、ハマボウフは、地下深く直根を伸ばします。葉は厚く放射状に広がり、小さな白い花をたくさんつけます。そして大型の実をつけます。
今は、この白い花から実への変身中で、近くで観察すると、・・。
奇妙な形ですね~。これからまた少しづつ変わっていくんですよ!最後はどんな姿になるのでしょうか?
このハマボウフもきわめて希少で大切にしたい植物です。砂丘の中ではやさしく見守ってくださいね。
やはり・・季節の節目にはいろいろと変化していくんですね~。
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/06/22
本日の鳥取砂丘は良く晴れて暑かったです!この青空を見ると・・梅雨明けを思わせるようでした。馬の背斜面の砂も熱くて歩くのに苦労されていたようでした。
今日の砂丘は風紋が一面に広がっていて、とてもきれいな風景でした。
馬の背頂上付近では「黒い風紋」を見る事ができました。これはなかなか見られませんよ!
これは砂の中に含まれている黒い鉱物・・砂鉄などが集まって出来たものです。
砂鉄は、磁力はあるでしょうが、物をひきつけるような力はとても弱いと思われます。
鳥取砂丘の砂の中にある砂鉄の力はどれくらいなのかは、・・わかっていません。
さて、世界ジオパークネットワーク加盟認定となった山陰海岸ジオパーク!ここ「鳥取砂丘」の魅力を表現豊かにあらわした写真を募集中です!
(鳥取県内の山陰海岸ジオパークエリア内の地域での写真ならOKです。)
これは地域の魅力ある資源を県内外に再認識したいただく目的もあり、鳥取県の観光PRにも活用されるものです。どなたでも応募できますので、是非、砂丘に来てチャレンジしてくだい。
偶然こんなのも撮れますよ。
砂柱(さちゅう)と、こがね虫です。・・・砂虫?
鳥取砂丘は砂漠を思わせるような風景です。砂嵐になると目も開けられないくらい強い風が吹きます。生き物にとっては過酷な環境です。
皆さん、砂丘へお越しの際は砂丘レンジャーが、解説や旬な見所などのアドバイスもいたしますのでお気軽に声を掛けてくださいね!
(青レンジャー)
砂丘事務所 2011/06/21
「文人の足跡をたどるツアー」が行われていた昨日、少し離れた多鯰ヶ池では、もう一つのツアーが行われていました。
それが「多鯰ヶ池睡蓮の花見カヌーツアー」。
鳥取砂丘の魅力を発信する「鳥取砂丘新発見伝事業」の一つとして、毎年睡蓮の花が見ごろのこの時期に行われています。
まずはしっかりと準備運動のあと、パドルの持ち方などの基本的な操作を学びます。
そしていよいよスタート!色とりどりのカヌーが次々と出発していきます。初心者の方がほとんどなので、最初は「怖い!」とおっかなびっくり。でも波が少なく穏やかなのが特徴の多鯰ヶ池。すぐに慣れて、皆さん気持ちよく湖面をスイスイ。
花が遅くて心配していた睡蓮もいっぱいに花をつけていて、手に取れるほどの距離を縫うように進んでいきます。
多鯰ヶ池のなりたちやお種伝説、動植物などの解説を聞きながらゆっくりと周回します。周囲約3.4kmの多鯰ヶ池を約1時間半かけてぐるっと一周。
今年このツアーに参加できるチャンスは、6月25日(土)と26日(日)の残すところあと2回。申込先等の詳細は
こちら。皆さんぜひ体験してみてください。
(ミドレンジャー)
砂丘事務所 2011/06/20