防災・危機管理情報

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2011年3月10日

鳥取砂丘の研究

鳥取砂丘では、地元 鳥取大学の皆さまによる砂丘の研究が行われています。
本日も、数名の方で砂丘研究のためオアシス附近にデータ取得に来ておられ、少しだけ(邪魔にならない程度)お話をお聞きしました。
下の写真は、データ取得のためセンサーを砂に埋める作業の風景です。
準備作業中

お話によると、砂中の電気抵抗を測定することにより砂中の水分量などが分かり、データの解析によりオアシスの地下構造、地下の水の流れなどの分析で砂丘を解明するそうです。
下の写真は、砂に埋められたセンサー部です。
センサー

このセンサーを1m間隔で埋め、データを取得、分析を行うそうです。
鳥取大学の皆様、頑張ってください。 そして鳥取砂丘の生い立ちを解明すると伴に、今後の砂丘を守る方法を研究して下さい。
皆様と一緒に、鳥取砂丘を守り育てて行きましょう。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/10

2011年3月9日

春間近、・・砂嵐の日。

本日の鳥取砂丘は、冬型の気圧配置が強まり、北西の強風が吹き荒れました。砂丘の中は、いきなりの!砂嵐状態で、観光客の皆さんは自然のパワー!と・・貴重な体験?が出来たのではないでしょうか?
馬の背頂上・海士島(あましま)

砂漠の砂嵐を思わせるような日でした。

皆さんの服装も、マスク、マフラー、フード付きジャンパーで、台風並みの風の中を歩いておられました。すごい!・・・中には目に砂が入らないように、ゴーグルを着けている方も、・・。


地面の乾いた砂は風に飛ばされ、大移動です。こうなると、砂丘全体の景色が、シマシマのゼブラ模様となります。

下の写真は昨年の2010年12月1日に正面階段を登った所の、堆砂垣を写したものです。
2010年12月1日


それから、3ヶ月後の今は、・・。
今日の正面階段上
すっかり、砂に埋もれています。堆砂垣の高さは約1,3m ありますが、その上を皆さんが歩いています。そしてこの上を砂が流れているんです。あらためて、砂丘を創りだした風の力は、すごいと感じます。

ところで今日は、3月9日ですね!・・ゴロあわせでの「サキゥウの日」は、・・「砂嵐の日」となりましたが、・・「鳥取砂丘ジオパークセンター」の前にある足洗い場が今年、一番にぎやかだったようです。☆


一瞬、・・風が止みました。
このままの風景でいてほしかったのですが、・・・・夕方からは、雨と小雪もチラつきました。
早く砂嵐が去って、・・鳥取砂丘も春に近づきたいものです。

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/09

2011年3月8日

こう見えても、・・たいへん丈夫です!

本日の鳥取砂丘は、気温があまり上がらず、肌寒い一日でした。この時期は大学生の方が多くお越しになられます。そんな中でもやはり~、この風景を初めて見る方は感動や驚きの歓声をあげられます!
馬の背・オアシス

砂丘の中は、一見何もなさそうですが?実は、春に向けて着々と準備をしている砂丘植物が生息しています。
ハマゴウ

これは「ハマゴウ」という砂丘植物です。砂丘を歩くと、砂から飛び出した木の枝にでくわすことがありまが、全力で引っ張っても抜くことができません。ハマゴウは、節ごとに、根と葉をつけて広がり大きな群落となります。そして青紫色の花や、香りの強い実をつけます。昔は、この実は漢方薬としても利用されていました。(こう見えても、すごいんです!)

そして、砂の動く「生きた砂丘」は、ふつうの植物にとってはやはり過酷な環境なので、砂丘に生息できるのは砂丘植物だけですよ!

・・鳥取砂丘を歩いていると色々なことがわかります。今日、砂丘に来られた学生の皆さんがまたお越しになられた時は、また砂丘レンジャーへご質問ください!

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/08

2011年3月7日

鳥取砂丘を歩いた感想は、・・・。

今日の鳥取砂丘は、天候がよく変わり、なかなかよめませんでした。午前中は曇りから~晴れて青空でしたが、午後から強風で雨でした。朝は傘がいるような気配は全くありませんでしたが、これが山陰地方の独特の気象変化ですね。                              「弁当は忘れても、傘は忘れるな!」、との言い伝えもあるくらいですから。
(晴れ間の砂丘)


晴れると、馬の背頂上からの景色は最高です。観光客の皆さんは、ここからすぐにUーターンして帰られますが、ちょっと~待ってください!「風紋」などの特異な景色を見るには、頂上から左側へ歩いて見てください。
馬の背頂上

皆さんの足跡が少ないので、きれいに見られましたよ!
風紋(ふうもん)

観光客の皆さんからの、「鳥取砂丘」を歩いて見た感想をお聞きすると、
・・「思ったより広く感じました!」
・・「写真のイメージより、実物の方が大きいと思いました!」・・など色々あります。

それもそのはず、砂の色もところにより少しずつ違って見えます。今日の「追後(おいご)スリバチ」頂上の砂は、これです!




もう一枚、ご覧下さい。


砂がまだ湿っているところと、完全に乾いて白くなっているところです。足跡の砂は乾いています。
なぜ?このような模様が見えるのか、次回は報告致したいと思います。

ところで、「砂」とは?
砂は細かい鉱物や岩石片の粒でできており、砂丘は砂粒の集合体です。砂とは二ミリ~十六分の一ミリまでの大きさの粒子と決められています。
ご存知でしたか?

・・でもそんな小さな砂粒でも、時には、私たちを驚かせたり、癒してくれる風景が鳥取砂丘にはあります。
・・今月のカレンダーには3連休もありますよ!是非、砂丘へお越し下さい、その際は「傘」が、必要かも?

(青レンジャー)

砂丘事務所 2011/03/07

2011年3月6日

芸術家大集合!!

本日、鳥取砂丘の海岸に流れ着いた漂着物を使ってのアートづくり『誰でもピカソ』が開催されました。昨年に引き続き今年も芸術家たちが大集合、たくさんのステキな作品がうまれました。

こちらが材料となる漂着物。
漂着物
浮き、ガラス瓶、貝殻、流木、ペットボトルのフタなどなど。普段ならゴミにしか見えないものたちが、こうやって並べてみると、貴重な材料に見えてきます。

この材料をつかって、さぁ~何ができるかな??
貝殻を木や瓶に貼り付けたり・・・
製作風景1
色を塗ったり・・・
製作風景2
おっと、こちらは机の上に何かのお面!?

作業を続けること1時間。立派なアートが完成しました☆
完成☆
右手にはお母さん作 愛情たっぷりのネームプレート。左手にはそれぞれ自分たちで作った作品。
作品1 作品2


完成☆
こちらは、先ほどのお面がなんとも迫力満点なマスクに仕上がりました!!

子どもたちだけでなく、意外と大人もはまってしまうこのアート作り。
全部は紹介できませんが、作品の一部をご紹介。
作品3

作品4

作品5

ただの漂着物が、あっと言う間に世界にひとつだけの芸術作品に生まれ変わりました。
まずはゴミを減らすことが大事なのですが、ただのゴミでも見方を変えれば、このような立派なリサイクルができますね。

砂丘事務所 2011/03/06

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