先日来、連日の降雪で鳥取砂丘は全面銀世界です。(下は本日の鳥取砂丘)
本日 10時現在の積雪量は 平均で 8cmです。
しかし、馬の背頂上など風の当たる場所では3cm、吹き溜まりは30cm程度あります。
なお、馬の背頂上の尾根では雪庇(せっぴ)が伸びており歩って見ると、小生の腿の深さまでありました。(小生は短足です)
駐車場は除雪してありますが、少し狭くなっています。
下の写真はオアススから馬の背の雪庇を撮ったものです。
※ 雪庇:雪の降った山の尾根などに、風が一方向から吹きつけると風下側にできる雪の塊である。
砂丘内を歩っていると動物が掘ったと思われる穴を発見しました。
横幅 30cm、縦幅 60cm、深さ 70cmでかなり大きな穴でした。
この周りには動物の足跡があり
自然公園財団の足跡先生にお伺いしたところ、「たぬき」の可能性が高いとのことでした。
たぬき さんは何の目的で掘ったのかな?
マイホームが欲しかったのかな?
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/01/21
・・鳥取砂丘だよねっ~!・・・と、観光客の方々から、お返事が返ってきます☆。本当にありがたい事です。この言葉を日本中に・・・そして、世界中に広めたいです。ここ鳥取砂丘のある山陰海岸ジオパークは、「世界ジオパークネットワーク」に加盟していますから、すごいですね!
(今日の馬の背斜面)
・・「山陰海岸ジオパーク」の地域は、日本列島がアジア大陸の一部だった時代から今日に至るまでの経過を確認できる貴重な地質遺産が多く残されています。
・・そして、この貴重な地質遺産を教育や観光、産業などに活用して、もっともっと地域や鳥取県の活性化を目的としています。
・・その反面、地域の手助けや熱意も!必要なわけで、・・・・
・・と言うことで、・・・・「砂丘を愛する心」は我々だけではありません。
・・隊長以下6名の砂丘レンジャーと一緒に、砂丘内をパトロールしておられる、(財)自然公園財団の原田さんです。鳥取砂丘検定バッジも胸に、・・・キラキラ!~☆
・・砂丘内で、お困りの事があったら、・・何でもお声をお掛けください!、との事です。
・・我々、砂丘レンジャーの事もお・お忘れなく!!
・・本日の鳥取砂丘は、断続的に、・・・「吹雪」の砂丘でした。
ところで、・・・・
・・ええっ~!
・・日本列島が、・・・アジア大陸の一部だった時代って?・・・いつ頃?
・・小学生がおられる、物知りのお父さん、お母さんたちへ~。 ・・日本列島がアジア大陸に、くっついていた頃は、およそ7000万年前だと言われています。・・それから~、日本列島がアジア大陸から、離れ始めたのが、およそ2600万年前と言われてます。
・・今晩の夕飯で、皆さんでクイズを出してみられては、・・・どうですか?(笑)
(青レンジャー石橋)
砂丘事務所 2011/01/19
本日の鳥取砂丘は、雪も少しずつ融けて歩きやすくなりました。・・・風もそれほど、冷たくは感じません。砂丘正面階段の雪もしっかりと、除雪してありまよ!
・・今日の砂丘は、「パテェシエ・お菓子職人」の、・・腕前を見せてくれました☆。
・・何やら、・・・上のほうから落ちてきています!
・・おおっ~! バームクーヘン・・?じゃない?・・「俵雪(たわらゆき)」と名付けています。
・・どうですか?・・すごいでしょ~!
・・オアシス付近から見られました☆ ・・この景色もなかなか~・・・良かったです!
(オアシスの真ん中が、・・カガミになっています。)
・・「バームクーヘンを創っている?」・・馬の背の頂上へ登ると、・・・・。
・・頂上のオアシス側が、約70メートル位、亀裂が出来ていました!
・・「フォーク」で切り落とされそうに、・・・見えます!
・・もはや、・・・・時間の問題です、・・・・。
・・次は、・・・「ショートケーキ」をご覧下さい。・・どうぞ~・・。
・・雪の間に、しっかりと、・・砂が注入~!・・されています☆。
・・「冬の砂丘」は、何色をイメージしますか?・・・やっぱり、・・銀白色?
・・実は、・・・チョコレート色になる時もありますよ!
・・砂の色も、・・・3色くらいに変化します!
・・自然(砂丘)が創り上げたものは、・・・・やはり、感動します。
・・この風景は、おそらく、・・・「鳥取砂丘」だからこそ、見られるものだと確信しています☆。
・・午後3時30分頃の砂丘です。・・・バームクーヘンは、・・消えてなくなりました。
・・今日の砂丘は、☆☆☆星3つ!です!!
(青レンジャー石橋)
砂丘事務所 2011/01/18
「多鯰ヶ池」からこんにちは。
1月16日は本当に冷たい1日だった。「多鯰ヶ池」の冬景色。湖面の冷たさが伝わってくるようなモノトーンの風景。
「小島」の松が冬の厳しさを強調している。
「大島」南側を望む。
以前はその名のとおり、島だった。それを「多鯰ヶ池」へ流れ込む砂が陸続きとした。弁天様がまつってある。
多鯰ヶ池北岸遠景。霞んでいる。
「多鯰ヶ池」には水位の増減がある。
左は1月2日に撮影したもの、右は1月16日に撮影したもの。
増水していることがわかる。
柿のへただ…
雪の降る「多鯰ヶ池」は静かで幻想的な風景を見せてくれる。「多鯰ヶ池」の神秘の風景は冬にこそあるのかもしれない。(黄レンジャー)
砂丘事務所 2011/01/17
昨日のレンジャー日記では、自分の足跡を楽しみながら砂丘散策して下さいね~。という記事を書きましたが、今朝は自分の足跡も見えません!
というのも、今朝は吹雪で目の前が真っ白でよく見えない・・・という状態に。今シーズン一番の寒さとなりました。
観光客の方の写真撮影スポットである、こちらの石碑も今日は雪をかぶっています。
木も今日は真っ白です。
まるでオブジェのよう。
砂丘散策を楽しんだ帰りに手や足についた砂を洗ってもらう足洗い場ですが、今朝は見事なつららができていました。
砂丘内はより一層強い風が吹いており、目も開けられない状態でした。カメラを壊さないように必死で守りながら、前へ進もうとするのですが、ちょっと油断すると体が飛ばされそうに!
さらに砂丘階段上がってすぐの場所では50cmほど積雪しており、足がすっぽり埋まってしまい立ち往生・・・。
いつもは強風が吹くと砂が体に当たるのですが、今日は雪がビシバシと体に当たってきます。
それでもなんとか砂丘の写真をおさめたいと前に進み、ようやく撮影成功。
辺り一面真っ白になった砂丘は、まさに白銀の世界。
ここまで来るのに苦労したことも忘れるほど、とても幻想的です★
先日「今日の鳥取砂丘」のコーナーでもお伝えしましたが、真っ白な砂丘は写真家さんたちにも人気で、足跡ひとつない砂丘を写真におさめようと、朝からカメラ片手に砂丘を歩かれている方の姿を見かけます。
天気予報によると、明日の朝まで雪が降り続け、さらに積雪が増すそうです。また明日は面白い光景に出会えるかも・・・!
砂丘事務所 2011/01/16