本日の鳥取砂丘は、先日の雪はとけて全くありません。今年は雪の降る日が少なく、北西風がよく吹き荒れる日は砂が大移動しています。
馬の背頂上から右手側（東側）は峰が高くなり斜面ができています。
それはこの写真の辺りですが、やはり風が強く吹くので砂柱（さちゅう）が多く見られます。
砂の上は、一見 イボイボ状態。
今日は、ハリセンボンも、。
強風の猛威！ 猛牛 バッファローのような砂の塊。
耳の辺りには、なぜかお菓子の棒が、。
時には、砂丘の中を歩いていると少しくらい雪があってもいいかなぁ～と思うときもあります。それは雪の上の靴跡。私の一押しはこのトランプ柄です。
～青レンジャー～
鳥取大学空手部の皆さんが、毎年恒例となっている「寒稽古」のため、鳥取砂丘へお見えになりました。
「寒稽古」で海に入るため、「馬の背」を駆け下りています。
今年は、鳥取大学空手部の精鋭６名（男性１名、女性５名）の参加です。
日本海の荒波に向かい「寒稽古」の開始です。
海水は冷たいを通り越して「痛い」感覚。でも、稽古の方がもっと辛いので、寒いのは、まだ楽です。
「寒稽古」を終了し、「馬の背」を下りる。
海水で冷えた身体を暖めるため、これから全員で温泉へ向かいます。来年も、また来ま～す。
(赤レンジャー)
久しぶりに雪が降り、昨日の砂丘は雪景色でした。
吹雪いたりした時もあり、プチ遭難(？)しそうになった観光客の方もいらっしゃいました。
今朝はもっと雪が積もったかと期待したのですが、昨日よりも雪は少なくなっていました。
昨日の雪景色を紹介しますね。
馬の背の斜面も風や陽の光が当たれば、そこは早く溶けます。
普段、人が歩いて登られるところは、人が少なかったため真っ白です。
馬の背の頂上附近は、海側から飛ばされた砂が雪の表面をうっすらと覆っています。
斜面の頂上は、雪が積もり雪庇状態になっています。
雪の上に立つと崩れますので要注意！
今日は、斜面を登られる人もあり、この場所では雪に埋まったり、崩れたりして、とても苦労されています。
でも結構楽しそうでしたよ。
頂上から斜面を雪が転がると、自然の雪だるまができます。
”雪俵”と言っていますが、それも見られました。
ちょっと小さくて、しかも横になっちゃっていますが、直径が１メートルくらいになる大物も時にはあるようです。
砂丘カルメラといって、稀にしか見られないものもあります。
昨日歩いた足跡をたどって探しましたが、見つかりませんでした。
どうしてできるかは、はっきりとは解らないそうですが、雪と足跡が一つの要因という説もあります。
砂丘カルメラの原型かな？って思われるものはありました。
今日から3連休の方も多いと思います。
雪は少なくなってしまいましたが、雪ならではの砂丘に是非いらしてください。
（オレンジレンジャー）
鳥取砂丘内の１月の気象状況をお知らせします。
１月の風 最大風速 ４１．１ｍ／ｓ （１月２６日 ２２時２０分 南南東）
風向 風速１０ｍ／ｓ以上の風が吹いたデータ数をグラフで表示しました。
冬特有の北～北西の季節風が集中しています、風速１０ｍ／ｓ以上の風は全体の１７．１％を占めており、昨年とほぼ同一の傾向が見られます。
この冬場の強い季節風が鳥取砂丘の形成を裏付けています。
参考データですが、鳥取砂丘の気温は
最低気温 －２．０℃ （１月２５日 １９時前後）
最高気温 １１．４℃ （１月２４日 １３時００分）
先月まで、月間雨量もお知らせしていましたが、１月は凍結の影響と思われるデータエラーが発生しており測定値に誤りが発生していますので、冬季の期間は雨量のお知らせは中止させて頂きます。
（赤レンジャー）
砂丘入口階段の丘の上に「カマキリのたまご」を発見！
ハリエンジュ（ニセアカシア）の枝にくっついてます。
同じものを別角度から
このたまご、地上１０ｃｍくらいのところにありました。
カマキリのたまごが、高い位置にあるとその年は雪が多いという。
これ明らかに低いですよね。今年砂丘に雪が少ないのも納得です。
☆黄レンジャー