鳥取砂丘の南側には、池としては中国地方一の深さを誇る「多鯰ヶ池」があります。
多鯰ヶ池越しに見る砂丘も格別です。
多鯰ヶ池は流入する河川のない堰止め湖なので、降水量の多い少ないで、景色が大きく変わります。
晩春から初冬に頃まで水位が下がり、冬期が一番水位が高くなります。今年の冬は雪が多かったため、水位は非常に高くなり、梨園に続く道路が冠水したほどでした。（昨年は、年間を通して水量が多かったようですが・・・）
渇水期には、池の中の島が現れます。上の写真にも小さく写っていますが、今、その島が現れているところですよ。
こちらが沖ノ御前島といいます。
そしてこちらが磯ノ御前島。
多鯰ヶ池には周遊する遊歩道があります。そこから眺める景色はお薦めです。
（オレンジレンジャー）
鳥取砂丘再生会議では、鳥取砂丘のガイドをできる人を育てるため、今年も鳥取砂丘大学を開校しました。
今日はその開校式と1日目の講座を開催。
開校式では、鳥取砂丘再生会議の西田良平会長の記念講演。
山陰海岸ジオパークの展開ージオエネルギーの活用への取組みーと題して講演をしていただきました。
話の中で、兵庫県の湯村温泉で温泉を利用した「温度差発電実験」を放送大学の学生行ったということに大変興味がありました。
ジオは観光だけでなく、教育や利用も大切なんです。
続いて、今日の講座は「砂丘生物講座」
植物と昆虫について講座を受けました。
午後からは実際に砂丘の中でフィールドワーク。
砂丘の中を歩きながら植物や昆虫を実際に目で見ながら解説を受けました。
今は、ハマニガナが黄色い花を咲かせていますし、ハマゴウが花と実を同時に付けています。
残念ながら、ウンランとハマベノギクの花は見ることができませんでした。本当なら結構咲いているはずなんですが・・・・。
昆虫では、ヤマトマダラバッタやカワラハンミョウ、クロウスバカゲロウの幼虫（アリジゴク）を見つけました。
天気が心配されましたが、無事１日目を終えることができました。
講師の先生には大変お世話になりました。
受講生の皆さんお疲れ様でした。
（オレンジレンジャー）
記録的な猛暑だった８月も今日で終わり。
９月からは新学期が始まりますね。
夏休みの最後ということで、平日にもかかわらず、今日もお子さんを連れたご家族の姿も多く見られました。
今にも雨が降りそうな、そんな雲が空に広がっていました。
そのため、今日はあまり暑くなく、砂も熱くはなかったようでした。
馬の背の急斜面も、砂が熱いと登る方も少ないのですが、今日は多くの方は斜面を登られました。
砂が濡れていることもありますが、たくさんの人が登った跡が。
足跡について歩けば登りやすいようです。子供たちも足跡について登っていきます。
中には年配の人も、この急斜面を登られていました。
お元気でなによりです。
明日から９月です。
まだ暑い日が続くと思いますが、砂丘を散策しやい気候になっていきます。
砂丘の植物も花を咲かせていますので、是非、秋の砂丘にお越しください。
（オレンジレンジャー）
鳥取砂丘も毎日暑い日が続いています。もう二週間くらい、雨が降っていません。オアシスも渇ききっていて、砂を手に取るとサラサラです！
こんな厳しい環境の中でも砂丘植物は頑張って成長しています。
そんな中、砂丘の旬なものは、この「ハマゴウの実」ですよ！
この時期、ハマゴウの実を写真に撮ると、「二十世紀梨」に似ていますが実の匂いは甘くはありません、けっこう刺激的です。
この写真を見ると、ホントに・・、梨の方へ気持ちがいってしまいそうです！
今、鳥取砂丘周辺では「梨狩り」を楽しむ方も増えてきました。
冷やした梨、梨ジェラードなども暑い砂丘にはよく合うと思います。
～青レンジャー～
・夕方は台風の影響で、上空に灰色の雲が広がっています。
夏休み最後の週末、砂丘市営駐車場の一角で「鳥取砂丘ジオパークフェア」が行われました。
今回のフェアは「グルメフェスタｉｎ砂丘コロシアム」。梨やらっきょうなどの特産品の加工品販売に加えて、「アゴ（トビウオ）ラーメン」「和風イカ焼きそば」「鯛めし」「二十世紀梨カレー」の4つの厳選された鳥取ご当地の味が限定販売されました。
今回初めての試みとして、会場内の電源としてエコな電気自動車を活用しました。
さらにそれを利用して、会場内には冷たい霧を噴霧するミストを設置。
水を循環させるペットボトルタワーとあわせて、暑い砂丘を歩いてきた観光客の皆さんに涼を振舞いました。
会場内では梨の重さ当てクイズも行われました。上手く当てれば1個から3個の梨をプレゼント。老若男女様々な人が笑顔で取り組んでいました。
地元ダンスチームによる「すずっこ踊り」も披露されました。郷土の祭「鳥取しゃんしゃん祭り」で披露される踊りで、元気いっぱいな姿に会場内からも大きな拍手。
砂丘を訪れた観光客も見て、食べて、大満足をいただいたフェアになりました。
（ミドレンジャー）