防災・危機管理情報

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2012年4月20日

コウボウシバ

巡視中にコウボウシバの花穂が伸びているのに気が付きました。
コンボウシバ

写真の黒く伸びている部分がコウボウシバの花穂です。 拡大写真を撮りました。
コウボウシバの穂

コウボウシバは、砂がほとんど移動しない安定帯で生育しますが、大群落を作っているのはオアシスです。
砂丘植物の中で最も水分を好む植物であり、オアシスで群落を作るのは理解いただけると思います。
4~7月が花期で、雌雄同株の植物であり写真の花穂は雄花です。 通常は花穂の上部に雄花、下部に雌花をつけますが、雌花はまだ見当たりませんでした。

雄花が開き、雌花が咲いた頃に、続編を紹介します。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2012/04/20

2012年4月19日

救急訓練

そろそろゴールデンウィークです。

鳥取砂丘も、暖かくなるにつれ、観光客の方も増えてきました。

気温が上がると心配されるのが、砂丘の中での「熱中症」です。

今日は、砂丘の中で急病人が発生したという想定で、消防防災ヘリコプター「とっとり」での救急訓練を行いました。

馬の背頂上西側で急病人があり、119番通報。
訓練の開始です。

通報を受けた鳥取砂丘レンジャーが現場に急行し、急病人の状態を確認。




砂丘内で急病人が発生した場合、救急車よりヘリコプターの方が迅速な対応ができます。

今日は、はじめからヘリコプターの出動を要請しての訓練です。

ヘリコプターからは地上が小さく見えるので、場所が確認できません。そのため、地上から旗を振って場所を知らせます。


場所が確認できたら、いよいよ救助の開始です。

ヘリコプターは、砂丘の中に降りることができないので、空中での作業になります。

人が居ない場所を探して、隊員がヘリコプターから降下。
さっそうと降りてきます。


急病人の状態を確認し、搬送の準備。
救助用の担架の乗せて、空中でヘリコプターに収容します。


ヘリコプターで救助を行う場合、観光客の方にも付近に近付かないようお願いすることもありますので、そういう場面に遭遇された場合は、御協力をお願いします。

救急が発生した場合に備えて、私達も訓練を含めて準備しますが、重要なのは、観光客の皆さまが、熱中症に気を付けられることです。

そろそろ砂丘の中も気温が上がってきます。

飲み物を準備して、熱中症にならないように気を付けてくださいね。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/04/19

2012年4月17日

春の砂丘、、砂丘植物も成長しています。

本日の鳥取砂丘は風が少し冷たかったようですが、砂の上には風紋が広がっていて観光客の方々も楽しまれていました。
今日は、県外からの学校遠足の生徒さんも来場され若い歓声も聞かれました。
砂丘の中の植物は、コウボウムギが多く芽を出し始め、これもまた・・にぎやかになっています。砂丘植物「コウボウムギ」


さて、昨日の午後から、砂丘正面階段を登った所に写真を掲示しています。
鳥取砂丘180度のパノラマ写真で、縦80cm横6mの大きなものです。
このパノラマ写真と実物の砂丘の風景を見比べる方や写真撮影をする方もいます。目の前の風景の中に、何があるのか?これを見るとわかりやすい、と言われる方が多いですよ。


それから砂丘は、まだまだ、オアシスの水が多いです。
オアシス

どうやら、5月の連休も見られそうです。
子供達の絶好の遊び場となりそうですね!

普段、見慣れた景色ですが・・昼間の時間が長くなり砂丘の風景も少しずつ変化しているのを感じます。

~青レンジャー~

砂丘事務所 2012/04/17

2012年4月14日

砂の美術館オープン

今日、砂像を常設展示する建物、「砂の美術館」がオープンしました。


第5期の今回は「砂で世界旅行・イギリス」をテーマに来年の1月6日まで展示されます。

開館に先立ち、オープニングセレモニーが行われました。

始めに市内の少年少女合唱団による合唱が行われ、子供達の澄んだ歌声が朝の砂丘に流れました。


本場イギリスのバグパイプの演奏をバックにテープカットが行われ、いよいよオープン。




美術館のメインゲートは、建物の地下になっています。



今日のオープニングに先立って、昨日、完成記念式典が行われました。

テーマがイギリスということで在日英国大使夫妻も出席され、世界砂像連盟会長から認定証の贈呈などもあり、賑やかな完成記念式典となりました。




どんな砂像が展示されているか。

一つだけ紹介しますね。
一番奥に展示されている、メインの砂像「ウェストミンスター」。
幅19メートル、高さ4メートルもあります。



全部で16の砂像が展示されていますので、是非鳥取砂丘まで足を運ばれて、ご自身の目で確かめられてください。

鳥取砂丘の砂を身体で体感し、砂で作った芸術を見て、鳥取砂丘を堪能してください。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2012/04/14

2012年4月13日

生き物 だより

少しずつ暖かくなり、砂丘の生き物たちも活動を始めました。
今日、午前中に見つけた生き物は少なかったが、確実に春を感じさせる生き物の活動でした。
まず、アリジゴクの穴が各所に見られました。
アリジゴクの穴

そして、本当にアリジゴクは居るのかな?と確認してみました。
(アリジゴクさん ごめんなさい)
アリジゴク

オアシスの池周辺を歩っていると、アメンボウを発見しました。 動きが速く写真の撮影には苦労しましたが、見えただけで10ピキ程度が確認できました。
アメンボウ

その他に見かけた生き物は、ヒバリ、トンビ、カラス、ラクダ、馬、人間でした。

おまけの写真です。先日砂丘周辺は曇り空で夕焼けの見える状態ではありませんでしたが、西の水平線附近のみ雲が切れて夕焼けを見る事ができました。
夕日

そして、長尾鼻の岬の右に島が見えました、これは島根半島で以前に超望遠レンズで美保関にある「メテオプラザ」のドームを確認しており間違いないと確信しています。

島根半島

この島根半島を「隠岐島」と勘違いされる方がいらっしゃいますが、隠岐島は北西方向にあり、ズ~と沖合いに見える事があります。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2012/04/13

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