防災・危機管理情報

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2012年4月5日

3月の気象

鳥取砂丘の3月の風の状況をお知らせします。

風速  最大風速  31.9m/s (3月12日 0時00分 北の風)

風向  風速10m/s以上の風が吹いたデータ数をグラフにしました。
風速10m/s以上の風向データ

風速10m/s以上の風は全体の14.9%あり、西北西、北西、北北西の風は、10m/s以上の風の49.1%を占めていました。
データより、冬季特有の季節風が吹き荒れていた事が分かります。
4月からは、この季節風の特徴は少なくなると思われます。

参考データですが、最高・最低気温は
  最低気温   0.0℃ (3月13日、14日の早朝)
  最高気温  19.1℃ (3月30日15時00分)

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2012/04/05

2012年4月4日

昨日は春の嵐、、今朝は砂、砂、砂。

昨日と今日は日本列島が大荒れで、鳥取砂丘は風速31mを超える強い風も吹き、案内看板や屋根も一部、剥がされる被害がありました。
今朝は、まだ北西の風が強く砂丘の中を歩くには一苦労でした。しかし、午後からは青空が広がって風も幾分弱まっています。

(今朝の日本海は、まだ波がおさまりません。)


砂丘市営駐車場からの階段には大量の砂が積もりました。
正面階段



今は、大量に降り積もった砂も取り除かれています。
駐車場の砂の除去は、人力では無理なので大型のブルトーザーが出動しました。


飛砂はこれが全部ではありませんが、今迄、経験した事のない量です。

ところで、砂丘の中の様子は、やはり強い風で「砂柱(さちゅう)」がたくさんでき、砂の上は凸凹している所が多いです。

この砂柱には、砂の上になんと石がのっていました。




正面から見ると、なんとも言えぬ表情をしていて、昨日、砂丘に来られた観光客の方々は嵐で大変だったのに!


「春の嵐」がおさまったら、みなさん、また鳥取砂丘へお越し下さい。

~青レンジャー~

砂丘事務所 2012/04/04

2012年4月2日

よく晴れました!

本日の鳥取砂丘もよく晴れ、暖かかったです。家族連れの方々が多く、早くも裸足で歩いている人もいます。
砂上には「風紋」。斜面には「砂簾(されん)」が見られました。

今日は、少し変わった風紋を載せました。
砂丘の中を歩いていると時々気がつきますよ。


この風紋が、一面に広がると、、こんな景色になります。
追後(おいご)スリバチ

もう一つの砂丘の見所は、この「砂簾(されん)」です。
砂簾(されん)

この下で5分位、立ち止まり、ジッと見ていましたが頂上からは、静かに砂が流れ落ち続けていました。
その様子は神秘的で、時にはサァーと流れ、、ジヮーッと止まります!
普段なかなか見れるものではないので、よく砂簾が見られる場所など、砂丘レンジャーへお尋ね下さいね!

~青レンジャー~
☆鳥取砂丘へお越しになる方々は天気予報に詳しい人が多いです。
明日は、日本列島大荒れの予報です。お気をつけて!

砂丘事務所 2012/04/02

2012年4月1日

新年度がスタートしました!

本日の鳥取砂丘は、風が冷たく身が引き締まるような寒い一日となりましたが、今日は家族連れの方々が多く子供達は元気よく走り回っていました。

さて、年度も明け新しい年度を迎える方も多いのではないでしょうか?
砂丘事務所も今日から、新年度がスタートしました。
砂丘事務所長兼「砂丘レンジャーの隊長」も今日から新しく加わり、たくさんの観光客の方々をお迎えしております。(砂丘事務所は年中無休です。)

さて砂丘の景色も、ひと雨ごとに春の気配を感じられ、砂丘植物の「コウボウムギ」の新芽もチラホラと見えるようになりました。
コウボウムギの新芽

コウボウムギの葉の先端には、まだ砂が付いていて、ういういしい!
今年は、昨年より10日以上遅い新芽です。
やはり、この寒さが影響しているのでしょうね。
砂丘市営駐車場の「桜のつぼみ」も、まだ咲きそうにありません!


でも4月14日には、世界初となる全天候型の砂像展示施設「砂の美術館」がオープンします。大勢のご来場者で鳥取砂丘が一気に熱くなりますように!雨が降っても大丈夫です!
皆さん、是非、砂丘へお越し下さい。お待ちしています。

~青レンジャー~

砂丘事務所 2012/04/01

2012年3月30日

砂嵐

本日の鳥取砂丘は春の嵐で南から強風が吹いています。
9時に馬の背頂上で手持ちの風速計で風速の測定を行うと、平均風速で約13m/s、最大風速で約20m/sの風が吹いており、砂が大量に飛ぶ砂嵐状態でした。
頂上の様子を写真に収めました、写真では飛砂が見難いですが観光客の悲痛の叫びが聞こえそうです。
砂嵐

そして観光客の皆様から数件の質問を受けました、「鳥取砂丘は雨が降ったのですか?」
との質問ですが、その背景は下の写真です。
パノラマ
馬の背の頂上付近が濡れている様に見えますが、この部分は強風により表面の乾燥した砂が吹き飛ばされて、下の濡れた砂が顔を出した状態です。
吹き飛ばされた砂は、風下側の斜面に堆積しており部分的に砂簾が出来ていました。

やっと遅い春がやって来ました、砂防林の中ではハマダイコンの花が咲いていました。気温の変化が大きくあまり綺麗な状態ではありませんでしたが、近くには沢山のツボミが見られ、一週間後には咲くかな? の状態です。
ハマダイコン

暖かくなりました、皆様 砂丘に足を運んでください。

(赤レンジャー)

砂丘事務所 2012/03/30

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