防災・危機管理情報


2015年10月28日

ズワイガニ漁期前トロール調査を実施しました。

105日から27日にかけてズワイガニ漁期前トロールを実施しました。

この調査は、来る116日に解禁になるズワイガニの資源量を推定する目的で、毎年解禁直前にあたる10月に実施されています。

調査地点は鳥取沖・隠岐北西沖・出雲沖にかけての水深182メートルから440メートルの海域全28地点です。


網に入ったカニです。
かごに入ったカニ


網を引く場所により、魚類以外に木やゴミ、泥等も揚がってきます。
トロールにより揚がった漁獲類



越前クラゲも揚がりました。
越前クラゲ



獲れた漁獲物は魚種別に重量・長さの測定を行います。
漁獲物の計測



又、今回の調査では獲れた魚の水揚げを試みました。換金されたお金は鳥取県の財源として運用されます。
箱詰めされた魚



ところで、カニの水揚げ量が日本一である蟹取県(鳥取県)は今年の漁期から甲幅13.5センチ以上、重さ1.2キログラム以上など5つの厳しい条件を満たすズワイガニに『五輝星』という名称を付け、トップブランドとして売り出すそうです。

この五輝星というカニは全体の1.5%にも満たない貴重なものだそうで、今回の調査でも五輝星サイズのカニは1枚しか獲れませんでした。

 

今年もズワイカニ漁が豊漁であることを願って止みません。

 

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