冬の準備をしないといけない時期になりましたが、暖かくてそんな気分になれません。
でも、油断してると大変なことに…。寒冷地では、「備えよ、常に!」が大切です。
さて今回は、鏡ヶ成湿原保全作業の様子を紹介します!
11月12日に関係機関とボランティアが集まり、大山隠岐国立公園内にある鏡ヶ成(江府町)にて湿原保全作業が行われました。
鏡ヶ成は県内でも希少となった湿原が残されており、ここでしか生きることのできない動植物もいます。
そんな大切な湿原ですが、低木や草が繁茂するようになり、草原化の進行が現在問題となっています。
低木や草を刈り取ってやると、地面に日が当たり湿原性の植物が少しずつ増えていきます。
変化していく様子が目にみえると、作業の励みになります。
作業後、鳥取大学の学生さんによる鏡ヶ成湿原の再生についての中間研究発表も行われました。
今回は過去最多の参加人数(約30名)となり、いろんな分野の方が作業に協力してくださいました。
目標に向かってみんなで協力しながら進んでいくことは素晴らしいことですし、何より楽しいものです。
鏡ヶ成湿原の保全を通して、もっと活動の輪が広がっていくといいですね。
日野振興センター 2015/11/18