海沿いの米子市と山沿いの日野町では、冬は4度以上の違いがあります。その温度差を毎朝忘れており、朝職場に薄着で出勤し震え上がっています。
さて今回は、使い終わった鳥の巣のその後を紹介します!
日野振興センター第二庁舎に向かっていると、桜の木に何やら緑色のお椀のようなものがくっついていました。調べてみると、どうやらメジロの巣のようです。
こんな人の近くで子育てしてたのですね。
メジロは敵が近づけないような木の枝の二股部分に細い植物の繊維でカップ型の巣を作ります。外側には緑色のコケをくっつけます。
巣の大きさは外形約8センチ言われていますから、にぎりこぶしぐらいの大きさでしょうか。
なんと接着にはクモの糸を使うそうです!すごいですね~。
多くの鳥は、一度使用した巣は使いません。衛生面で虫や病気がヒナについてしまうことを避けるためだとか。
ツバメなどは、同じ巣を利用することがありますが、ちゃんときれいに掃除し、壊れた所をリフォームしてから利用しています。
手にとってマジマジとメジロの巣を見ようかと考えましたが、このまま自然に朽ちていく様子を観察するのもいいかと思い、そのままにしておくことに。
来年もこの桜の木に新しい巣を作り、子育てしてくれると嬉しいですね。
日野振興センター 2015/12/07