まとまった雪がやっと降りました。通常より通勤に時間がかかりますが、それでも雪が積もるときれいです。
さて今回は、ヒヨドリジョウゴを紹介します!
冬は色が少ない季節。雪が降ればなおさらです。そんな中、赤い実はぱっと目を引きます。
狩猟のパトロールをしていると、道路沿に赤い実発見!ヒヨドリジョウゴです。
ヒヨドリジョウゴは、ナス科ナス属。全国の山地に自生しています。
枝を伸ばしツルのようになる多年生草本。葉には毛があり、他のものに絡みつきやすいようになっています。
ヒヨドリジョウゴにそっくりな実をつけるマルバノホロシという植物があります。
その見分け方は、果実と繋がっている果軸の先端にそりかえりがある(トマトのへたのように)のがヒヨドリジョウゴ。何もないのがマルバノホシロ。
見比べると、なるほど~と思いますが、文章だけでは違いがわかりずらいかも…。機会があったら、調べてみてくださいね。
名前の由来は、ヒヨドリの好物だから、とのことですが…。
ツヤツヤして一見おいしそうに見えますが、当のヒヨドリは冬の最後、他に食べるものがなくなってからようやく口にするみたいです。
人間も薬草として利用できるみたいですが、薬と聞けばなんとなくおいしくなさそうなのもうなずけます。
日野振興センター 2016/01/22