皆様よい連休でしたか?日野郡では田植えの準備が着々と進んでいます。田んぼに張った水は、まるで大きな鏡のよう…。キラキラと輝き、空を映しだしています。
さて今回は、毛無山(けなしやま)と宝仏山(ほうぶつさん)で行った違法採取防止啓発活動の様子を紹介します!
4月29日に大山隠岐国立公園内にある毛無山(江府町)と宝仏山(日野町)で山開きが行われ、そこで違法採取防止の啓発活動を行いました。
国立・国定公園には「自然公園法」があり、指定された動植物を採ると罰せられます。
実際に山開きの数日前に毛無山で植物の盗採掘があった、との情報も入り、普及啓発活動の意味も高まります。
毛無山の神事。一年間の安全祈願が厳かに行われました。
神事後のあいさつで、環境省米子自然環境事務所の西所長から、登山者の皆さんに今回の啓発活動の意味を説明していただきました。
毛無山と宝仏山で、野生動植物の保護への理解とマナーを守った公園利用をしてもらおうと、環境省米子自然環境事務所、黒坂警察署、江府町、白馬の会、ごうぎんすぎの子会で登山者に呼びかけを行いながら啓発ティッシュを配りました。
その後、パトロールを行いましたが、とりあえず両山異常なし。
天気予報は晴れだったのに…。霧で視界が悪く、毛無山ではいつもなら見頃を迎えるカタクリの花が終わりかけており、登山された方は残念だったかもしれません。でも、これも山の魅力の一つ。
本格的な登山シーズンが始まりました。とっていいのは写真だけ!残していいのは思い出だけ!
マナーを守って国立公園を利用しましょう。
日野振興センター 2016/05/10