- 団塊の世代の高齢化に伴い、高齢者世帯、要医療・要介護高齢者、認知症高齢者等の急速な増加への地域包括ケアシステムの実現が喫緊の課題となっています。
- また、在宅医療と介護を一体的に推進するにあたり、平成25年度に県長寿社会課が実施した「鳥取県地域包括ケアアンケート調査」結果から、特に医師とケアマネジャーや地域包括支援センター・介護専門職との連携が弱いことが明らかになりました。
- 西部圏域でも、医療機関を退院された高齢者に関する連携状況等を把握するためにアンケート調査を実施(平成27年6月)した結果、「連携上の問題がある」との回答が50%に上がる等の課題が見られました。
- そのため、管内の病院、市町村、地域包括支援センター、介護支援専門員、関係機関等の皆様と協議を重ね、西部圏域における「入退院調整ルール」を作成し、平成28年3月より運用しています。
- このルールは、医療と介護を必要とする患者・家族の皆様が在宅生活で困らないよう、入院時から退院時までに必要な情報を相互に共有するルールです。
- 対象者の方々が安心して暮らせる社会の実現に向けて、引き続きルールの活用にご協力ください。
鳥取県西部圏域における入退院調整率について
- その他、「連携上の問題がある」との回答も平成27年度の50%から令和元年度には20%以下に改善しています。
- 一方、アンケート結果からは、退院直前での連絡となってしまう事例や、連絡がないままの退院など、改善が必要な課題も見えてきました。
令和5年度医療介護連携に係るアンケート調査結果(pdf:169KB)
西部圏域入退院調整ルール
■入退院調整ルール (pdf:47KB)
■(別紙1)入退院調整ルールの概要 (pdf:46KB)
■(別紙2)入退院調整ルールにおける留意事項 (pdf:362KB)
■(別添3)入院から退院までの流れ (pdf:59KB)
■居宅介護支援事業所一覧(西部圏域医療介護連携ガイド)
※米子市医療・介護連携ガイド活用推進事業ホームページに移動します
参考:入院時情報連携加算の様式例を掲載しています
■入院時状況提供シート(ワード 65KB)
■入院時情情報連携加算、退院・退所加算の様式例(エクセル 47KB)