梅雨入りしましたが、今の所ジメジメしてなく爽やかです。朝の日野郡は半袖だと肌寒いぐらいです。
さて今回は、アオダイショウを紹介します!
パトロールをしていると、道路でよくヘビを見かけます。さっさと渡ってしまえばいいのに、なぜかジーー、としていて動かないことが多いのです。
あちこちでヘビを見かけるのは、繁殖期で移動が盛んになっているからなんだとか。
今回も道に長~くなっていたので、「大将!どちらへ行くのですか?」
車を止めてアオダイショウに話しかけてみました。
長い!1メートルぐらいありそうです。
日本の陸地に生息している種類は36種。そのうち、沖縄を除く地域に住んでいるものは8種だけ。覚えやすいですね。
アオダイショウはナミヘビ科ナメラ属のヘビで、日本の固有種です。
おとなしいヘビですが、ストレスを感じるとあお臭いような生臭いような匂いを出すのだとか。小さい頃は、マムシに身体の柄を似せて、天敵から身を守っているようです。
カエルやネズミを食べますが、木登りが得意なので鳥の卵も食べるようです。
卵は丸呑みして、お腹ぐらいに達すると、身体をくねらせて卵を割るようです。見てみたいですね~!
人と共に暮らすヘビと言われ、人のいない深い山にはあまり観察されてないようです。
都市部では減少傾向にあるようですが、これからも当たり前のように道路で出会いたいですね。
日野振興センター 2016/06/08