夏休みの子供向け企画がすべて終了し、安堵からか疲れが出てしまいました。
まだまだ、残暑が厳しい日が続きます。皆さん、体調管理に気をつけましょうね!
さて今回は、川の生き物調べと親しむ活動の様子を紹介します!
日野町の根雨小学校と黒坂小学校の夏休み子ども教室に通っている小学生を対象に実施しました。
まずは、根雨小学校夏休み子ども教室。
8月10日、場所は板井原川です。小学1~5年生と安全管理員が参加してくれました。
この川は地元の子供達の川遊びによく利用されているようで、以前来たことがあるという子も何人かいました。
街のすぐ側にこんなに素敵な川があるのは、恵まれた環境ですよね。水の透明度も高くてきれい!
幼魚が沢山いたこともあり、子供達は大変楽しかったようで、最初から最後まで集中して生き物をつかまえていました。
ほとんどの子供達が水泳時に使用するゴーグルを持ってきており、川の中を覗いては、魚を見つけるたびに「いた~!」とうれしそうに叫んでタモをふるっていました。
最後に捕れた生き物をみんなで観察。
サワガニやカワニナ類、コオニヤンマなどが確認できたので、板井原川はきれいな水とややきれいな水の中間ぐらいであることがわかりました。
お次は黒坂小学校夏休み子供教室。
8月17日、場所は天郷川です。小学1~5年生と安全管理員が参加してくれました。
黒坂小学校の子供達は割と川に行く機会があるようなので、普段なじみのない川で「生き物を捕まえながら、上流に向かって歩く」という、少し探険っぽい内容にしました。
黒坂の男の子達は積極的に生き物を捕まえようとしますが、女の子の中には、生き物を捕まえることに関心が薄い子が何人かいました。
でも、そこは子供。こちらがどうこう言わなくても自分達で川に親しむ手段を見つけ、歓声を上げて楽しんでいました。
最後に捕れた生き物をみんなで観察。
サワガニやヒラタカゲロウ類が確認できたので、天郷川はきれいな水であることがわかりました。
どうしても人間の生活向上が優先となってしまう川は、生き物達にとって生きにくい環境になりつつあるのが現状です。
川に親しむ活動を通して、今と未来を考えられる大人になってもらいたいです。
日野振興センター 2016/08/25